JRA武豊「空気を読めない男と言われたい」ジャパンC(G1)ワールドプレミアで大金星狙うも不吉なデータ……。30年ぶりの「屈辱」再びの危機も

スーパースターはヒールになりきることが出来るのだろうか……。
29日、東京競馬場で第40回ジャパンC(G1)が行われる。「世界に通用する馬づくり」をコンセプトに創設された日本初の国際レースも節目の年を迎えることになった。
今年は3冠馬が3頭出走するドリームレースとして行われ、その名に恥じないレースとなりそうだ。最強馬はアーモンドアイか、コントレイル、それともデアリングタクトか。多くのファンがその答えを楽しみにしていることだろう。
だが、レースをするのは3頭だけでなく、他にも5頭のG1馬をはじめとした豪華メンバーが出走することを忘れてはならない。
その中でも、ワールドプレミア(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)は不気味な存在だ。
昨年の有馬記念(G1)以来、11か月ぶりのレースとなるワールドプレミア。これまでの成績は[3-1-3-0]とすべて馬券圏内の安定した走りをしている。出走馬の中で複勝率100%を誇るのは、コントレイルとデアリングタクト、そしてワールドプレミアの3頭だけ。「3強」に人気が集中することを考えれば、人気薄となる今回は狙い目かもしれない。

そんなワールドプレミアの手綱を取るのは、JRA通算4000勝を超えるレジェンド・武豊騎手だ。
武豊騎手は自身のホームページの日記に「今回の立場はその他大勢のなかの1頭でしょうか。でも、こんなときほど『空気を読めない男』と言われたいもの」と綴った。あくまで主役は3頭の3冠馬としながらも、大波乱を起こす気満々の様子だ。
たしかに、圧倒的な人気を集めるであろう3頭から大金星を挙げれば、空気を読めないと言われても仕方ないかもしれない。だが、競馬は真剣勝負のため、このような結果となっても何ら不思議ではない。
ただ、武豊騎手にとって不安なデータがあることは見逃せない。
PICK UP
Ranking
5:30更新
JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……- 「叩かれるのが嫌ならSNSすんなよ」斎藤新にSNSの洗礼!? 注目の若手がそれでも大事にしたいこと…「美肌の秘訣」に商品メーカーも反応
- JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
- JRA宝塚記念(G1)「何故」武豊キセキは復活したのか? 安藤勝己氏が語った「ユタカ・マジック」の真相とは
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?















