GJ > 競馬ニュース > 安藤勝己氏 三強対決を即否定!
NEW

JRA元ジョッキー・安藤勝己氏「いやいや」とジャパンC(G1)三強対決を即否定! 3歳三冠馬に「真逆」の見解!? 自身が乗りたいのは……

【この記事のキーワード】, ,

JRA元ジョッキー・安藤勝己氏「いやいや」とジャパンC(G1)三強対決を即否定! 3歳三冠馬に「真逆」の見解!? 自身が乗りたいのは……の画像1

 29日、東京競馬場で行われるジャパンC(G1)について、元JRAジョッキー・安藤勝己氏が自身のYouTubeチャンネル「アンカッちゃんねる」で見解を述べた。

 今回のジャパンCについては「まずこんなのが集まるっていうことは、これから先ないんじゃないかな」と、メンバーの印象を語った安藤氏。「すごく楽しみです」と、一競馬ファンとしての意見を述べた。

 今年のジャパンCは、2018年の牝馬三冠馬で後に芝G1・8勝の快挙を成し遂げたアーモンドアイが出走。それに加え、今年の牡馬・牝馬クラシックそれぞれで、無敗の三冠を達成したコントレイルとデアリングタクトも参戦する。

 アーモンドアイについて、過去最高のパフォーマンスを問われた安藤氏は、一昨年のジャパンCと回答。前走の天皇賞・秋(G1)に関しても、ぶっつけだったことを挙げ「十には仕上がってないっすよ」と今回への上積みがあるという見解を示した。

JRA元ジョッキー・安藤勝己氏「いやいや」とジャパンC(G1)三強対決を即否定! 3歳三冠馬に「真逆」の見解!? 自身が乗りたいのは……の画像2

 今年の牡馬三冠コントレイルに関しては、完成度の高さを強調。レースセンスの良さとディープインパクト産駒らしい「軽さ」をストロングポイントとして挙げた。

 三冠レースで最も苦しめられたといっても過言ではない菊花賞(G1)については、ベストの距離ではなかったとし「ずっとやっぱりねえ、ルメールにプレッシャーをかけられてて……」と話した安藤氏。引っ掛かってはいなかったものの、気を使って走っていたという印象を持ったようだ。

 また、不安材料として「雨」というワードもでたコントレイルだが、週末の東京競馬場は雨が降らない予報。「軽さ」が強みという見解からは、良馬場は歓迎だろう。

 牝馬三冠を達成したデアリングタクト。こちらに関しては「追ってからもう一回伸びるっていうのが、すごくいいとこですね」とストロングポイントを分析した。

 また、例年より時計がかかる今年の馬場について問われると「どちらかというと、力のいる馬場の方が合うのかもしれないな……」とコントレイルとは逆ともとれる見解。適性距離を聞かれると「馬場が悪かったせいもあるかもしれないけど……」としながらも「今のとこマイルぐらいがいいのかなあって気がしますけどねえ」と回答した。

 三者三様の三冠馬が激突するジャパンC。毎回恒例となっている「どの馬に乗ってもいいから勝ってくれと言われたら」の質問に対しては、アーモンドアイを指名した。

「レースの上手さといい、不安な点もないですからね」と安藤氏。「完成度で言ったらアーモンドアイがまだ一枚上かなぁって気がしますけどね」と見解を述べた。

 また、三冠馬3頭で決まるかという質問には「いやいや」と即否定。「なかなか3頭で1着から3着まで来るってことは少ないんで……」との持論を展開した。

 コントレイルとデアリングタクトに対して「逆」ともとれる見解を示している安藤氏。それだけに、馬場や展開によっては、どちらかが沈むという想定なのかもしれない。

 この辺りの適性差が、レースにどのような影響を及ぼすのかは見物。安藤氏の意見を参考にしてみてはいかがだろうか。

JRA元ジョッキー・安藤勝己氏「いやいや」とジャパンC(G1)三強対決を即否定! 3歳三冠馬に「真逆」の見解!? 自身が乗りたいのは……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
  2. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. 「存在自体が奇跡」常識外の”近親交配”で生まれた怪物・エルコンドルパサーの強さと「伝説のG2」
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬