真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.11.28 19:00
JRAジャパンC(G1)ヨシオ「冷やかし出走」疑惑に西山茂行オーナー反論! 「何言っているんだ」最強馬決定戦の“珍客”に隠された陣営の思い
編集部
ヨシオの元馬主となる仲山誉志夫さんと親しい友人だったという西山オーナー。しかし、2018年の暮れに仲山さんは不慮の事故で他界……ヨシオは仲山さんの父が引き取り、後に友人の現オーナーの岩見裕輔氏へ売却されたという。
西山オーナーは『日刊スポーツ』で連載しているコラムや、自身のブログを通じて「個人馬主にとって、ジャパンCのパドックに立つことは夢」と、その重要性を語るとともに「ヨシオは仲山誉志夫さんの夢を背負って出走している」と発言。
一部の「出走手当目あて」という風潮に対して「何言ってるんだという思い」と異を唱えている。
「ヨシオはその名の通り、オーナーの仲山誉志夫(よしお)さんから命名された馬。関西在住の仲山さんですが、関東の西山オーナーとは、よく東京や中山に遠征するヨシオが懸け橋になったとか。競馬場帰りなどで食事に出かける昵懇の仲だったそうです。
今回、異例の出走となったヨシオですが『日刊スポーツ』のコラムによると、陣営はもしフルゲートになって、ヨシオのせいで出走できない馬が出れば自重するという覚悟があったそうです。
西山オーナーも『ヨシオが勝つと予想しているわけではありません』と語っている通り、現実的には厳しい状況のヨシオですが、レースに挑戦すること自体は陣営の自由。親しみを持って応援しているファンも少なくないと思いますよ」(競馬記者)
西山オーナーが「これが競馬の楽しさ」と語った通り、馬券というギャンブルの側面がありながら、競走というスポーツの側面を持ち合わせているのが競馬の魅力だ。
ならばスポーツが必ずしも勝利至上主義ではなく、それぞれのファンが自分の応援したいチームや選手を自由に応援しているように、ヨシオもまた自由に応援されるべき存在であるはずだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
関連記事
JRAデアリングタクト松山弘平「特にないです」と弱気発言!? アーモンドアイ、コントレイルとの三強対決に「泣き」の言葉も自信を深める「その理由」
JRAジャパンC(G1)「欧州の重馬場が合わない」外国馬ウェイトゥパリスは稀に見るガチ勢!? 勝てば「3億円ボーナス」で合計6億円ゲットにヤル気満々
JRA無敗の三冠馬が何故「4番人気」の屈辱を味わったのか。ジャパンC(G1)8戦8勝の「皇帝」シンボリルドルフに流れた“不安説”とは
JRAジャパンC(G1)大特集!!「珍客襲来」裏の主役が3強を脅かす? 武豊騎手が選ぶ「東京2400mでのベスト」は? アーモンドアイ、コントレイル・デアリングタクト「三つ巴」ムードの下馬評に異変!? C.ルメール「匂わせ」発言に本音が……【週末GJ人気記事総まとめ】
JRAジャパンC(G1)C.ルメール「不可解騎乗」が実を結ぶ!? 国枝栄「ルメさんにお任せ」アーモンドアイを“全権委任”の真相