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2020年JRAラスト1か月! 騎手・調教師・馬主・生産者・種牡馬各リーディング争いをチェック!

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■種牡馬(全体)
1位 ディープインパクト 72億7654万円
2位 ロードカナロア   38億2470万円
3位 ハーツクライ    27億0753万円
4位 オルフェーヴル   22億1076万円
5位 ルーラーシップ   21億3064万円

 2位に34億円近い大差をつけているディープインパクトが、2012年以来9年連続でリーディング獲得濃厚。グランアレグリア、コントレイル、フィエールマンらの活躍は目覚ましく、この3頭だけで今年G1レースを7勝している。2位ロードカナロアは38億円のうち約6億円をアーモンドアイで稼いでおり、同馬が不在となる来年は正念場。現3歳世代の代表馬がヤマカツマーメイドとパンサラッサというのも寂しい。1~3位までの順位は動かなそうだが、4位オルフェーヴルと5位ルーラーシップの差は約1億円、6位キングカメハメハも差がなく続いており、最後のビッグレース有馬記念次第で順位が折れ替わるかもしれない。


■種牡馬(2020年デビュー)
1位 ドゥラメンテ  3億1948万6000円(28勝)
2位 モーリス    3億1322万9000円(26勝)
3位 リオンディーズ 1億6782万6000円(12勝)
4位 ミッキーアイル 1億5664万6000円(11勝)
5位 マクフィ    1億4296万2000円(11勝)

 今年当初はスタートダッシュに失敗したものの、大方の予想通りドゥラメンテとモーリスが抜けている。社台グループの良血繁殖牝馬が多いため、この成績はある程度想定されていた。現時点で獲得賞金の差はわずか約600万円。来週には順位が入れ替わっていてもおかしくはない。ドゥラメンテ産駒は重賞勝ち馬がいないが、年末の2歳G1にアドマイヤザーゲやジュンブルースカイが出走予定。対するモーリス産駒はインフィナイトが来週の阪神JFに出走を予定しているが、若干駒不足の印象。現時点ではドゥラメンテが2歳リーディングに近い存在と言えよう。4位ミッキーアイルは出走頭数が上記2頭の半分以下だが、産駒メイケイエールが小倉2歳SとファンタジーSを連勝し、来週の阪神JFに出走予定。新種牡馬最初のG1勝利はこの馬かもしれない。


 以上のように現時点でのJRAリーディング争いをまとめてみた。正直のところ、各分野とも例年と大きな変わりはない。しかし細かいところで言えば、最高勝率騎手を争うルメール騎手と川田騎手の騎乗馬の質や騎乗内容、激戦必至の調教師リーディング争いなど、トップレベルで見ごたえのあるレースが見られそうだ。令和2年のJRAも残り4週間。馬だけでなく人の戦いにもぜひ注目してほしい。

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