真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.12.03 18:00
JRAが下したアーモンドアイ「成長力なし」評価にガックリ!? 「芝G1・9勝」「賞金王」で最強証明も、最後まで超えられなかった壁
編集部
3日、JRA(日本中央競馬会)から先週末のレーティングが発表され、歴史的な一戦となったジャパンCが再び大きな注目を集めている。
三冠馬3頭が激突した一戦を制したのは、先輩のアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)だった。コントレイルとデアリングタクトという無敗の三冠馬を従えての勝利は、まさに現役最強馬の証明であり、9冠女王のラストランは伝説となったと述べても過言ではない。
しかし、JRAが下したジャッジはファンを少しガッカリさせたかもしれない。
「先日のジャパンCを勝ったアーモンドアイのレーティングは124。牝馬換算128は現役最高の評価でしたが、アーモンドアイ自身の評価としては一昨年のジャパンCや昨年の天皇賞・秋、今年のヴィクトリアマイルと同等というジャッジ。結局、本馬は124の壁を超えることができませんでした。
これだけの豪華メンバーに勝ったのですから、もう少し評価されてもよかった気もしますが……」(競馬記者)
過去にアーモンドアイがレーティング124を叩き出したのは、世界レコードで勝った3歳の秋のジャパンCと昨年の天皇賞・秋、今春のヴィクトリアマイル。いずれも圧巻のレースだったが、「世紀の一戦」と称された今回のジャパンCには、さすがに見劣りする感は否めない。それだけに同等の評価に留まったレーティングを残念に思うファンは少なくないだろう。
また、見方を変えればアーモンドアイが3歳の秋から変わっていないという見方もできる。「極めて高い能力を保ち続けた」といえば聞こえはいいが、逆に「成長していない」という見方をされても仕方がないということだ。
また、今回の評価でもう1つ残念な点は、あのライバル女王に届かなかったことだという。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
関連記事
JRA有馬記念(G1)「超豪華」ジャパンカップロスの声に大反発! デアリングタクト参戦も十分…… アーモンドアイ不在でも大盛り上がり必至か
JRAジャパンC(G1)アーモンドアイに見る「世代レベル」格差! コントレイル、デアリングタクト時代はまだまだ先か…… 3歳馬のレベルに大きな疑問
JRA年度代表馬はアーモンドアイで決まり? 混戦模様の選考争いに終止符……牡馬3冠“栄光の歴史”どんでん返しもジャパンC(G1)直接対決でぐうの音も出ず!?
JRAアーモンドアイ「世界最強牝馬」は夢のまた夢!? 英メディア「エネイブル、トレヴ級」評価も、最大の足枷は過去の遺産か……
JRAジャパンC(G1)優勝アーモンドアイ繁殖入りに「最強配合」の夢広がる!注目の初年度はあの馬が最有力も…… 最強牝馬に立ちはだかる苦しい現実