真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.11.30 20:00
JRAアーモンドアイ「世界最強牝馬」は夢のまた夢!? 英メディア「エネイブル、トレヴ級」評価も、最大の足枷は過去の遺産か……
編集部
最強牝馬は自己最高を超えることができるだろうか。
29日、東京競馬場で行われたジャパンC(G1)はアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)が優勝し、引退の花道を飾った。
コントレイル、デアリングタクトとの3冠馬対決を制し、G1・9勝目を達成したアーモンドアイ。9冠という輝かしい実績を携えて、今後は繁殖牝馬として第2の馬生を送ることとなる。
ジャパンCは世界中が注目したレースということで、海外メディアもこの勝利を多く取り上げた。
英メディアの『Racing Post』はアーモンドアイの勝利を報じるとともに、「少なくともエネイブル、トレヴと同等と見なければならない」と世界的な名牝と並ぶ存在だと高く評価した。
実際に、13日にIFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表された「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で、アーモンドアイは124ポンドを獲得。2020年1月1日から11月8日までが対象期間となっており、アーモンドアイの評価はエネイブルと並んで世界10位だった。
ちなみに牝馬の中では2頭がトップで並んでおり、これより高い評価となればアーモンドアイが牝馬の中で単独1位となる。
この124ポンドの評価対象となったレースは、今年のヴィクトリアマイル(G1)。1:30.6の勝ち時計、4馬身差の圧勝が与えた衝撃が強かったようだ。
今年のジャパンCは無敗の3冠馬2頭が出走した超ハイレベルな一戦。これを制したということは、ヴィクトリアマイルよりも高い評価が得られる可能性も十分にあるだろう。
だが、アーモンドアイに124ポンドの壁が襲い掛かるかもしれない。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
- 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
- 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
- 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
- 【オークス】石川裕紀人が滑り込みでラストチャンスをゲット!?血統的に距離延長歓迎の穴候補に浮上…カワカミプリンセス、カレンブーケドールに続けるか
- 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
- 【天皇賞・春】ドゥレッツァでもタスティエーラでもない光明!? レベル疑問の4歳世代に「惑星ステイヤー候補」が登場
- 日本ダービー馬は運が良いだけ!? 天皇賞・春(G1)J.モレイラ「完璧騎乗」もタスティエーラ惨敗の絶望感…G1「2勝以上」上積みは2007年ウオッカが最後
関連記事
JRAジャパンC(G1)が起こした奇跡!? 馬券購入ミス報告“散見”も、「“偽”コントレイル&デアリングタクト」が好走でまさかの的中報告も?
JRAジャパンC(G1)優勝アーモンドアイ繁殖入りに「最強配合」の夢広がる!注目の初年度はあの馬が最有力も…… 最強牝馬に立ちはだかる苦しい現実
JRAジャパンC(G1)3連複300円超えの「290円」を記録した絶対王者。アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクト超え「衝撃記録」の裏側
JRAジャパンC(G1)アーモンドアイ圧勝に「ルメール」の執念!? 土日12回に及ぶトライアンドエラーで見つけたVロード…… 福永祐一、松山弘平との違いが浮き彫りに
JRA ジャパンC(G1)アーモンドアイら「3強人気爆発」で珍現象!? 売上、前年比150%も「記念馬券」がメルカリなどで大量流出……