
JRAジャパンC(G1)が起こした奇跡!? 馬券購入ミス報告“散見”も、「“偽”コントレイル&デアリングタクト」が好走でまさかの的中報告も?
3強によるワンツースリーで幕を閉じた第40回ジャパンC(G1)。3連複「2-5-6」は300円というG1史上最低の記録的配当となった。
そんなジャパンCウイークの先週、耳にタコができるほど聞いたフレーズがあった。「ジャパンCは、日曜日の東京最終12レースです。11レースではありません」というもの。
「昨年までジャパンCは、東京の最終レースで行われていましたが、『12R』ではなく、あくまでも『11R』でした。ところが、今年は『12R』として行われたため、各メディアでも頻繁に注意喚起がされていました。それでも長年の競馬ファンなら『メインレース=11R』という意識が植え付けられています。特にマークシートなら、無意識のうちに『11R』を塗りつぶしてしまったという人もかなりいたはずです。
ほとんどの場合、購入前に間違いに気付くと思いますが、うっかり購入してしまったファンもいたようで、SNSでもそういう報告が散見されました」(競馬誌ライター)
塗りつぶしミスはマークシート「あるある」だが、今年のジャパンCは特にレース番号のミスが多かった可能性が高い。その証拠に「11R」として開催されたウェルカムS(3勝クラス)では、ジャパンCの“3強馬券”が過剰に売れていた。
顕著だったのは、3連複の「2-5-6」だ。この3頭は、単勝人気だと「6人気-9人気-11人気」という組み合わせ。それにもかかわらず、560通り中、53番人気の162.6倍という売れ行きだった。
ほぼ同じオッズ(161.7倍)だった3連複「11-12-14」という馬券は、単勝人気「2人気-5人気-7人気」だったことを鑑みると、レース番号を誤って投票した人が一定数いた可能性は高い。
「ご存じの通り、ジャパンCは人気通りの決着に収まったのですが、実はウェルカムSでも5番のショウナンハレルヤ(2着)と6番のギャラッド(3着)が馬券に絡む好走を見せました。
単勝6番人気と単勝11番人気が好走したことで、コントレイルとデアリングタクトのワイド馬券、もしくは2頭の複勝馬券のつもり購入した人は的中していたことになります。3着のギャラッドの複勝は何と1710円という高配当でした」(同)
実際にTwitter上には「コントレイルと間違えてギャラッドにぶっこんだ!」というツイートもある。真偽のほどは不明だが、もしこれが事実なら相当な金額の払い戻しを受けたことになる。
今年のジャパンCは、購入ミスで得をした人、損をした人、どちらが多かっただろうか。
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