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JRA武豊「素質はありそう」期待の良血馬がデビュー戦完勝! 奥村調教師「思ったより切れた」セレクトセール1億1500万円落札の大器がクラシックへ名乗り

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JRA武豊「素質はありそう」期待の良血馬がデビュー戦完勝! 奥村調教師「思ったより切れた」セレクトセール1億1500万円落札の大器がクラシックへ名乗りの画像1

 期待の良血馬がきっちりと初陣を飾った。

 27日、中山競馬場で行われた5R・新馬戦は4番人気のホウオウサンデー(牡2歳、美浦・奥村武厩舎)が優勝。2015年のチャレンジC(G3)を勝つなど、重賞戦線で活躍したフルーキーの弟が、来年のクラシックへ名乗り挙げた。

 18頭立ての芝2000mのレース。武豊騎手が「スタートで頭を上げるところがあった」と指摘した通り、煽り気味のスタートを切ったホウオウサンデーだったが、鞍上が上手く立て直すと好位に取り付けた。

 2コーナーを曲がったところで、超スローペースを嫌ったルナベイルが馬群の外から一気に先頭へ進出。単勝1.5倍の1番人気が動いたことでペースが上がったが、武豊騎手が「道中は折り合っていた」と語った通り、ホウオウサンデーは慌てず騒がず、しっかりと脚を溜められていた。

 4コーナーを回って、各馬が一気にルナベイルを目指して進出を開始するが、大本命馬の脚色も衰えない。そんな中で、1頭だけ手応えが違ったのがホウオウサンデーだった。「追ってからの反応も良かった」と鞍上が語る末脚でルナベイルを抜き去ると、最後は1馬身半差をつけてデビュー戦を飾った。

「強いレースでしたね。ルナベイルが途中で動いたことでペースが引き締まったのも、ホウオウサンデーにとってはプラスだったと思います。しっかり折り合っていましたし、距離はさらに伸びても良さそう。

今日は時計のかかる馬場だったので、タイムが速くなってどうかという課題はありますが、脚色はライバルたちと一線を画していました。奥村調教師も『思ったより切れてくれた』と褒めていましたよ。一昨年のセレクトセールで1億1500万円で落札された良血馬だけに、今後が楽しみですね」(競馬記者)

「スタートで頭を上げるところはあったけど、道中は折り合っていた。追ってからの反応も良かった。素質はありそう」

 そう語った武豊騎手にとって来年の牡馬クラシックを戦う相棒は、現状ホープフルS(G1)で3着したヨーホーレイクが最有力候補だ。だが、この日のホウオウサンデーも魅力的な候補となったに違いない。今後が楽しみだ。

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