有馬記念(G1)の「挽回チャンス」到来! 東京大賞典(G1)「◎」オメガパフュームに逆らえずとも、「穴馬」豊富で高配当も期待できる!? カギは地方馬の取捨

「有馬記念が最後じゃない!」
29日、大井競馬場で東京大賞典(G1)が開催される。有馬記念は終わったが、ダートの大一番を忘れてはならない。
過去10年の3連単平均配当は8339円と堅い傾向にある。万馬券が出たのはわずか3回で、2013年は560円という驚愕の低配当も出ている。今年は大井巧者・オメガパフュームが人気の中心となるが、それ以外は小粒感が否めない。軸不動のレースとなりそうだ。
先日の有馬記念は11番人気サラキアを押さえておらず惨敗。人気薄の狙い目として12番人気ペルシアンナイトを挙げた点は惜しかったと自分に言い聞かせて、“本当の”暮れの大一番・東京大賞典をハナビ杉崎が攻略する。

まず「◎」はオメガパフューム(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎)だ。
前年の東京大賞典覇者を本命に指名する。大井コースは【3,3,0,0】と大得意にしており、今回のメンバー相手に3着以下になるということは考えづらい。これまでに戦ってきた相手関係を考えると、抜けた存在である。
最も評価したいのが今年の充実ぶりだ。昨年は平安S(G3)を3着に敗れたが、今年は59キロを背負いながらも快勝。帝王賞(G1)、JBCクラシック(G1)は2着に敗れたとはいえ、クリソベリルが相手となれば度外視していいだろう。どちらのレースもチャンピオンズC(G1)を制したチュウワウィザードに先着しているのは評価すべきだ。
一昨年は後方から、昨年は中団からのレースで勝っており、JBCクラシックは4番手の積極的な位置取りから好走。自在性もあり、不安らしい不安は見当たらないだろう。今年の秋G1は1番人気が大活躍した流れに乗って、東京大賞典3連覇という偉業を達成することに期待したい。
次に「〇」はカジノフォンテン(牡4歳、船橋・山下貴之厩舎)だ。
05年のアジュディミツオー以来、勝利から遠ざかっている地方所属馬だが、軽視するのは禁物だろう。10年は2番人気フリオーソが2着、14年は8番人気サミットストーンが3着、昨年は5番人気ノンコノユメが2着、4番人気モジアナフレイバーが3着に入っている。近10年で最も高配当が飛び出した昨年は、地方馬の活躍が大きく影響していることを忘れてはならない。
この秋、柿生オープン、勝島王冠(S2)と2連勝で制しており、充実の一途をたどっている。特に、大井1800mで行われた勝島王冠はノンコノユメ、モジアナフレイバーという強豪相手に逃げ切り勝ちを飾っており、G1の舞台でも好走に期待できそうだ。船橋所属馬ではあるが、大井で結果を残している点はプラス。また、過去10年で最多の4勝をあげる4歳馬ということも好材料である。本格化していると見て、重い印を打つ。
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