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JRA坂井瑠星×矢作芳人調教師「師弟コンビ」で挑む2021年。待望の「G1制覇」へ初日からアクセル全開!?

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 2020年の競馬開催が終わり、2014年、2016年に続き、再びリーディングトレーナーに返り咲いた矢作芳人厩舎。その原動力として最も多く手綱を取ったのが、厩舎所属騎手の坂井瑠星騎手だった。

 昨年はデビュー以降最多となるJRA・42勝。矢作調教師との師弟コンビでも18勝と多くの勝ち星を挙げ、自厩舎のリーディング獲得に貢献した坂井騎手。

 矢作調教師のバックアップもあり、初年度から25勝を挙げ、関西所属の新人騎手では最多勝と活躍。2017年11月からは、およそ1年間オーストラリアで武者修行するなど、精力的に自身の腕を磨いてきた。

 2019年からは多くの重賞騎乗も任され、これまでJRAでも重賞3勝と近年活躍が目立つ若手騎手の一人だといえるだろう。

 昨年は、年明けから幸先いいスタートを切った坂井騎手。初日の特別レース・門松S(3勝クラス)をジャスティンで勝利し、12月のカペラS(G3)では同馬で重賞制覇も成し遂げている。

 ジャスティンは昨年、門松Sを皮切りに 1年で5勝(地方重賞2勝含む)と躍進。内4勝は坂井騎手が挙げたものであり、着実に結果を残してきた。

 門松S後の大和S(OP)は7着に敗れたものの、続く千葉S(OP)、大井の東京スプリント(G3)を連勝。さきたま杯(G2)で5着に敗れ戸崎圭太騎手に乗り替わったが、再び手綱の戻ったカペラSでは重賞制覇を成し遂げている。

 レース後「まだ4歳で底を見せていませんし、このメンバーで58kgを背負って勝ち切るのですから、来年以降も活躍できると思います」と、今後の期待を口にした坂井騎手。今年も師弟コンビの活躍が期待できそうだ。

 JRA開幕初日となる5日は、万葉S(OP)のタイセイトレイル(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)、門松S(3勝クラス)のナイトバナレット(牡7歳、栗東・矢作芳人厩舎)など、年明け早々から師匠とのコンビで特別レースに出走を予定。

 特にタイセイトレイルは近2走で坂井騎手が騎乗し、アルゼンチン共和国杯(G2)で13番人気ながら5着と好走すると、続くステイヤーズS(G2)でも9番人気ながら4着と相性の良さが光る。『netkeiba.com』の予想オッズでも、現在3番人気と注目を集める一頭だ。

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 昨年は、師とのコンビでJRA重賞1勝に留まった坂井騎手だが、7月に大井競馬場で行われたジャパンダートダービー(G1)では、ダノンファラオに騎乗して優勝。JRAの競走ではないが、G1レースでの初勝利も果たしている。

 JRAのG1でも、日本ダービー(G1)のサトノインプレッサ、秋華賞(G1)のパラスアテナ、朝日杯FS(G1)のバスラットレオンと、人気薄ながら4着3回と健闘。今年はJRAでの初G1制覇にも大きな期待がかかる。昨年同様、今年も初日からアクセル全開といきたいところだ。

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