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JRA中山金杯(G3)ディープボンドに黄信号!? 3歳秋から勝率激減……キズナ牡駒に「早熟説」急浮上?

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【キズナ産駒(4歳世代)】
2歳6~12月/勝率10.2%(重賞1勝)
3歳1~6月/勝率10.3%(重賞5勝)
3歳7~12月/勝率10.1%(重賞1勝)

 上記の通り、重賞勝利数は3歳の上半期に固まっているが、産駒全体の勝率はほぼ横ばい。早熟傾向があるとは言えなさそうだ。ところが、性別で比較すると……。

【キズナ産駒4歳世代(牡馬)】
2歳6~12月/勝率10.2%
3歳1~6月/勝率13.7%
3歳7~12月/勝率6.3%

【キズナ産駒4歳世代(牝馬)】
2歳6~12月/勝率10.2%
3歳1~6月/勝率9.8%
3歳7~12月/勝率13.5%

 ご覧の通り、2歳時は牡・牝ともに勝率10.2%と全く同じ。ところが、3歳の上半期は、牡馬が一気に勝率を13.7%に伸ばした一方、牝馬は9.8%と微減。この時期の成長力は圧倒的に牡馬が上回っていた。しかし、7月以降はこの傾向が逆転。勝率を13.5%に伸ばした牝馬に比べ、牡馬は勝率6.3%と大きく下げた。

 これはあくまでもキズナ初年度産駒だけの限られたサンプルのため、今後この傾向が変わっていく可能性はある。しかし、クラシック3冠で好走してきたディープボンドが中山金杯であっさり負けるようだと、“コントレイル世代最弱説”に加え、キズナ牡馬の“早熟説”が浮上するかもしれない。

 4歳世代、そしてキズナ牡駒の代表として、ディープボンドはどのような走りを見せてくれるだろうか。

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