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JRA新婚・北村友一が「関白宣言」!? 京成杯(G3)「チーム・クロノジェネシス」ディクテイターに激走条件合致で“今でしょ婚”を祝福か

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 17日、中山競馬場で京成杯(G3)が開催される。レシステンシアの半弟グラティアスが人気を集めることが予想される。だが、出走馬はすべて1勝馬と横並びのため、どの馬が勝ってもおかしくないだろう。

 皐月賞(G1)と同じ芝2000mで行われる京成杯だが、活躍馬の傾向は全く異なる。

●京成杯、過去10年の主な種牡馬別成績(着順、勝率、連対率、複勝率)
ハービンジャー [2-0-1-6/9] 22.2%、22.2%、33.3%
バゴ [1-1-0-0/2] 50.0%、100%、100%
ディープインパクト [1-0-2-11/14] 7.1%、7.1%、21.4%
ハーツクライ [1-0-0-6/7] 14.3%、14.3%、14.3%
キングカメハメハ [0-3-2-6/11] 0%、27.3%、45.5%

 アルアイン、コントレイルと2頭の皐月賞馬を輩出し、9年連続リーディングサイアーに輝いているディープインパクトだが、京成杯とは相性が悪い。同じくハーツクライも13年にフェイムゲームが勝っただけで苦戦傾向にある。

 その一方、ハービンジャーが2勝、バゴは2頭しか出走していないが連対率100%の成績を収めている。欧州血統が好走しているのは、厳寒期に開催が進んで力のいる馬場ということが影響しているのだろう。京成杯はバゴ産駒やハービンジャー産駒を狙いたいところだが、今回の出走馬には1頭もいない。

 ただ、バゴの代表産駒といえば、真っ先に名前が挙がるのがクロノジェネシスだ。昨年、稍重で行われた宝塚記念(G1)を6馬身差の圧勝。時計のかかる馬場状態で行われた有馬記念(G1)を制するなど、荒れた芝を全く苦にしていない。

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 そんなクロノジェネシスと全く同じ北村友一騎手、斉藤崇史厩舎、サンデーレーシング、ノーザンファーム生産のディクテイター(牡3歳)に激走の可能性がありそうだ。

 未勝利戦を勝ち上がったばかりのディクテイターだが、前走の馬体重は528キロと雄大な馬体を誇る。力のいる馬場をこなす資質を十分に持っているだろう。

 血統が父ルーラーシップ、母父フレンチデピュティということもプラス材料だ。ルーラーシップ産駒には不良馬場の菊花賞を制したキセキがおり、フレンチデピュティは重馬場の宝塚記念を制したエイシンデピュティ、ダートで無類の力を発揮したクロフネを輩出している。ルーラーシップ産駒は京成杯で馬券に絡んだことがないが、出走馬はわずか2頭のため度外視していいだろう。血統的にも京成杯は最適な舞台となりそうだ。

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