真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.04.10 13:17
C・ルメール騎手が究極の目標『クラシック完全制覇』に挑戦! メジャーエンブレムとサトノダイヤモンドで「ダブル三冠」なるか!?
編集部
それはテスコガビーで1975年の桜花賞、オークスを勝ち、カブラヤオーで皐月賞、日本ダービーも勝ったことで「春クラシック独占」という偉業を成し遂げた名手・菅原泰夫騎手だ。
春クラシック独占というだけでももの凄い記録だが、テスコガビーがオークスを8馬身差で勝ち、カブラヤオーが今でも「伝説」として語り継がれている大逃げで日本ダービーを完勝したとあれば、いよいよ”ダブル三冠”の機運も高まってくるというもの。
しかし、残念なことにテスコガビーだけでなく、カブラヤオーまでもが、その後は故障に泣くことに。結局2頭が復帰したのは、クラシックが終わった後となってしまった。
競馬に”たられば”は付き物だが、もしもテスコガビーとカブラヤオーが秋の3冠目を迎えていればどうだったかというのは、今でもオールドファンの語り草だ。
ただ、同時にトウカイテイオーや昨年のドゥラメンテのように、故障が原因でクラシックを全うできなかった名馬も数多くいるだけに、やはり競馬は「無事是名馬」なのかもしれない。
さて、今年のメジャーエンブレムとサトノダイヤモンド、そして手綱を握るルメール騎手は、どれだけ『クラシック完全制覇』に近づけるのか……どちらも勢いに乗れば三冠まで十分にありそうな名馬だけに、大偉業達成も決して夢物語ではない。
しかし、それにはまず今日の「桜花賞」を勝たなければ、何も始まらない。
同じJRA所属の外国人騎手として比較されることも少なくないM・デムーロ騎手のジュエラー、すでにオルフェーヴルで三冠を達成している池添謙一騎手のシンハライトと難敵も多いが、ルメール騎手には”大偉業”への一歩を力強く踏み出すところを見せてほしいところだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
- J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?
- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
- テーオーロイヤル、ドゥレッツァの骨折も無関係ではない!? タイムトライアルのような京都の高速馬場…宝塚記念前の「怪時計連発」に懸念の声
- ナミュール、マスクトディーヴァは大丈夫?高速馬場の「カラクリ」に要注意…歴代最高「2070万馬券」の大波乱はなぜ起きた【ヴィクトリアマイル】
- 【ヴィクトリアマイル】ソダシ、ソングライン、ナミュールの激走を見抜いた“マイル三冠王”が今年も完全制覇へ自信の一手!マスクトディーヴァの取捨は?