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C・ルメール騎手が究極の目標『クラシック完全制覇』に挑戦! メジャーエンブレムとサトノダイヤモンドで「ダブル三冠」なるか!?


 それはテスコガビーで1975年の桜花賞、オークスを勝ち、カブラヤオーで皐月賞、日本ダービーも勝ったことで「春クラシック独占」という偉業を成し遂げた名手・菅原泰夫騎手だ。

 春クラシック独占というだけでももの凄い記録だが、テスコガビーがオークスを8馬身差で勝ち、カブラヤオーが今でも「伝説」として語り継がれている大逃げで日本ダービーを完勝したとあれば、いよいよ”ダブル三冠”の機運も高まってくるというもの。

 しかし、残念なことにテスコガビーだけでなく、カブラヤオーまでもが、その後は故障に泣くことに。結局2頭が復帰したのは、クラシックが終わった後となってしまった。

 競馬に”たられば”は付き物だが、もしもテスコガビーとカブラヤオーが秋の3冠目を迎えていればどうだったかというのは、今でもオールドファンの語り草だ。

 ただ、同時にトウカイテイオーや昨年のドゥラメンテのように、故障が原因でクラシックを全うできなかった名馬も数多くいるだけに、やはり競馬は「無事是名馬」なのかもしれない。

 さて、今年のメジャーエンブレムとサトノダイヤモンド、そして手綱を握るルメール騎手は、どれだけ『クラシック完全制覇』に近づけるのか……どちらも勢いに乗れば三冠まで十分にありそうな名馬だけに、大偉業達成も決して夢物語ではない。

 しかし、それにはまず今日の「桜花賞」を勝たなければ、何も始まらない。

 同じJRA所属の外国人騎手として比較されることも少なくないM・デムーロ騎手のジュエラー、すでにオルフェーヴルで三冠を達成している池添謙一騎手のシンハライトと難敵も多いが、ルメール騎手には”大偉業”への一歩を力強く踏み出すところを見せてほしいところだ。

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