GJ > 競馬ニュース > 幻の名馬“ナリタサンデー”とは...  > 2ページ目
NEW

JRA武豊は何故AJCC(G2)でスペシャルウィークに騎乗しなかったのか。明かされた当時の「事情」と、幻の天皇賞馬“ナリタサンデー”とは

「ちなみにスペシャルウィークを管理していた白井寿昭調教師ですが、当初は臼田浩義オーナーではなく、ナリタやオースミの冠名で有名な山路秀則オーナーに購入してもらうつもりだったそうです。

しかし、山路オーナーは『サンデーサイレンスの仔は相性が悪い』という理由で断ったとか。やはり三冠馬ナリタブライアンが有名でしたし、当時の山路オーナーはサンデーサイレンスよりもブライアンズタイムの仔を探していたそうです」(同)

 山路オーナーにとっては、なかなか痛恨の“運命のいたずら”となってしまったが、もしこのキャンペンガールの5番仔を購入していれば、スペシャルウィークならぬ「ナリタサンデー」が、シーザリオやブエナビスタの父になっていたかもしれない。

 また、「オースミサンデー」はスペシャルウィークが誕生した1年後の1996年にデビューし、弥生賞(G2)で2着して皐月賞でも4番人気に推された素質馬だったが、そのレース中に骨折……予後不良となってしまった。

 競馬の「一寸先は闇」は日常茶飯事だが、やはり山路オーナーとサンデーサイレンス産駒は相性が良くなかったのかもしれない。

JRA武豊は何故AJCC(G2)でスペシャルウィークに騎乗しなかったのか。明かされた当時の「事情」と、幻の天皇賞馬“ナリタサンデー”とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
  5. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  6. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……