
JRA原因は三浦皇成・武豊・川田将雅? 単勝万馬券、100万馬券、10万馬券27本……荒れる冬競馬を検証! 意外な理由と今週狙える“超高額万馬券レース”とは
2021年のJRAも4週目となり、今週はAJCC(G2)や東海ステークス(G2)に注目が集まるが、これまでの3週間を振り返ってみるとその荒れっぷりに驚かされる。
京都金杯(G3)でいきなり三連単122万馬券が飛び出したかと思えば、その後も波乱続出となり、先週(1/16-17)は何と単勝万馬券が4本、100万馬券も4本、そして10万馬券は27本も飛び出した。さらにここまで3週間でのトータルでも100万馬券は合計10本と、いかに今年の冬競馬が荒れているか、そしてファン泣かせであるか分かるだろう。
なぜ今年ここまで荒れているのか、そして再び波乱含みの今週以降はどのように対策すればいいのか、読者の皆様も気になるところだろう。そこで、この波乱となったレースを振り返り、その原因と対策を検証したいと思う。
先週10万馬券以上の高配当が飛び出した波乱のレースは、中山が合計7レース。中京が合計5レース。そして小倉は合計8レースとなっている。波乱となった条件を見てみると、まず中山コースは
・芝1200m 1R
・芝1600m 2R
・芝1800m 1R
・ダート1200m 2R
・ダート1800m 1R
と芝ダートともに1800m以下に集中し、ダートも1200mの方が荒れる傾向となっている。大波乱となっているのはすべて1800m以下なので、【中山で手堅い配当の的中を狙うなら芝2000m以上のレース】に限定することを推奨したい。
さらに中京コースは
・ダート1200m 1R
・ダート1400m 3R
・芝2200m 1R
と高額万馬券はダートの短距離戦に集中。実際に先週の中京で単勝万馬券が飛び出したのはいずれも平場のダート1400m戦だ。ダートの中距離戦や芝のレースの多くは、万馬券決着はあるものの大波乱とまではいっていない様子。【中京で手堅い配当の的中を狙うならダート中距離以上、芝のレース】が無難だ。
また小倉コースは
・ダート1000m 1R
・ダート1700m 2R
・芝1200m 2R
・芝1800m 1R
・芝2000m 1R
・障害芝2860m 1R
とこちらは満遍なく荒れていて手が付けられない。小倉コースはまだ傾向もはっきりせず、馬券的にはリスクも大きい。【小倉は本気で勝負するならばまだ様子見】が賢明だ。
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