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JRAインティ武豊「止まり過ぎ」本番前に弱点を露呈!? 今年早くも重賞1番人気「3連敗」の大不振!

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 腰痛による騎乗キャンセルから復帰した武豊騎手が思わぬ不振に喘いでいる。

 24日、中京競馬場で開催された東海S(G2)に1番人気インティとのコンビで出走したものの、12着と大敗を喫した。

 京都開催だった昨年の同レースでは3着に敗れたが、これまで2勝3着2回と得意の中京では19年に優勝。2度の3着はいずれもチャンピオンズC(G1)だったことを考えると、今年のメンバーでは実績的にも抜けた存在でもあり、1番人気の支持を集めたのも当然だったといえる。

 これはインティとのコンビで抜群の相性を誇る鞍上の武豊騎手にとっても、同じ思いだったに違いない。

 だが、インティはカギとなるスタートで好発を決めたものの、岩田望来騎手のダイシンインディーから執拗に競り掛けられる展開。逃げても引っ掛かるところのある気性の難しさが、年齢を重ねるごとに顕著となって来たインティにとっては苦しい状況となってしまった。

 後ろからプレッシャーを受け続けたこともあり、不良のダートとはいえ1000mの通過は59秒3のハイペース。熱くなり過ぎたインティにとって、直線で抵抗する余力は残っていなかった。気分よく走れないときには脆さを見せる同馬には、過酷な流れとなってしまったことは間違いないだろう。

「一部では、強引に競り掛けたダイシンインディーの騎乗を責める声もありますが、これも競馬ですから仕方ありません。大物騎手が逃げ馬に乗るからといって、”空気を読まなければならない”ルールはないですからね。

むしろインティの直後から楽に抜け出したオーヴェルニュの強さを感じた結果だったようにも感じます。改めて突つかれたら能力を発揮できないという弱点が露呈したことで、フェブラリーS(G1)でも厳しい戦いが予想されます」(競馬記者)

 さらに大きな痛手となりそうなのが、武豊騎手の調子がなかなか上がって事ないことだ。

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 東海Sを敗れたことにより、京都金杯(G3)のシュリ、日経新春杯(G2)のアドマイヤビルゴに続き、今年に入ってから重賞の1番人気馬で3連敗となってしまった。

 当然ながらそれぞれの敗戦には展開や馬場などを含め、武豊騎手の騎乗が直接的な敗因だったのかというとそうとは言えない事情もある。

 そうはいっても競馬界のレジェンドは屈指の注目を集める存在でもある。勝っても負けても目立つことは致し方ないだろう。

 同じエージェントを擁するC.ルメール騎手が3週連続で重賞勝ちを決め、抜群の存在感を見せているだけに、両者の明暗が余計に際立ってしまったのかもしれない。

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