JRA川田将雅「オワコン説」払拭も迫られる苦渋の決断!? 「先生に迷惑ばかり」涙を見せた師弟愛と板挟み…… フェブラリーS(G1)前に新たな難題

ようやく川田将雅騎手に復活の気配が見えて来た。
昨年の騎手リーディング2位に輝いたトップジョッキーが、ここへ来て猛反撃。東海S(G2)をオーヴェルニュ、根岸S(G3)をレッドルゼルで制し、これで2週連続の重賞制覇を決めた。
今年、川田騎手の成績は本人も目を覆いたくなるような惨状だった。
極上馬質をスタンバイさせて開幕ダッシュを期待されたものの、初勝利までにまさかの26連敗を喫した。東海Sで早々に初重賞勝ちを手にしたとはいえ、1月24日の開催を終えた段階で38鞍に騎乗しながらわずか2勝の大不振。リーディングを独走する宿敵・C.ルメール騎手が順調に勝ち星を積み重ねていく姿とは天地の差があった。
その一方で、昨年大ブレイクした松山弘平騎手、京都競馬場の改修もあって得意の中京競馬場を味方に好成績を残している福永祐一騎手がリーディング争いでデッドヒート。ただ一人蚊帳の外に追いやられた川田騎手に対し、ネットの掲示板やSNSでは一部の競馬ファンから「川田はもう終わった」「今年は来たら事故レベル」「またルメールの天下か」など、辛辣な声も出始めていた。
川田騎手としても大いに期するところはあっただろう。1月最終週の土日開催で8鞍に騎乗して4勝を挙げる大活躍。重賞勝ちを含む勝率5割の好成績で雑音を封じることに成功した。2月21日に東京競馬場で行われるフェブラリーS(G1)の前哨戦である両レースを勝利したことで、今年最初のG1優勝へと大きく近づいた。
しかし、2頭とも同じ路線に進むため、選ぶことができるのは1頭のみ。当然ながら鞍上問題は避けられない。川田騎手がどちらとのコンビで本番に挑むかにも大きな注目が集まる。
「2頭の比較ならオーヴェルニュに分がありそうな気がします。不良の開催だったとはいえ、インティが潰れたハイペースを好位から抜け出す横綱相撲で押し切りました。1800mであの競馬が出来るのであれば、1ハロン距離短縮しても問題ないでしょう。スピードだけでは勝てない東京コースも中距離をこなして来たスタミナがあればむしろ歓迎です。
対するレッドルゼルは1200m、1400mを主戦場にして来た馬です。マイル戦は未経験でもあり、距離が持つかどうかも不安が残ります。もし私が川田騎手の立場なら迷わずオーヴェルニュを選択するところですが……」(競馬記者)
だが、レッドルゼルを選択する可能性が強いのではないかという意見もある。
PICK UP
Ranking
5:30更新
JRA福永祐一が語ったM.デムーロ「致命的トラウマ」。オークス(G1)1番人気サークルオブライフ12着大敗に「これがあるから軸にできない」
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- JRAファン感でルメール騎手が「ブチギレ」!? フランス語でまくし立て後輩騎手を”ガラス瓶”で殴打!顔面蒼白デムーロ騎手「ウソでしょ……」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
- JRAデムーロ「サートゥルナーリア交代」の裏に「究極の選択」? あの名物オーナー馬との関係
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
関連記事

JRA C.ルメール「良血馬」でまさかの選択ミス!? 「左回りの方がいい」ダービーパートナー弟を川田将雅に「痛恨」のプレゼント

JRA武豊から勝ち取った「主戦の座」!? 川田将雅ポタジェ勝利で分かれた「明暗」リーディング奪取へ「反撃の狼煙」か

JRA「6馬身差」超速時計でサリオス超え!? ダイナカール一族の素質馬が持ったままの衝撃走…… ダノンザキッドと川田将雅「争奪戦」待ったなし?

JRA川田将雅「もう呼ばんといてな」不調の原因は同期ジョッキー!? コラムに「いちゃもん」も藤岡佑介「逆説主張」で再出演間近か?

JRAツイていない川田将雅に度重なる「不運」……。最大のパートナーが“戦線離脱”で騎乗依頼「激減」の危機!?
















