
JRA福永祐一にコントレイル“後遺症”!? 単勝1.5倍「大外ぶん回し」届かずに代表される1番人気「5連敗」の謎
7日、東京競馬場で開催された東京新聞杯(G3)は、3年目の菅原明良騎手が騎乗した5番人気カラテが好位から抜け出し、人馬ともに重賞初制覇を飾った。
一方、道中カラテを斜め前に見るように競馬を進めた1番人気のヴァンドギャルド(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎)は、直線で伸びを欠き、勝ち馬から0秒3差の4着に敗れた。
ヴァンドギャルドに騎乗した福永祐一騎手はレース後、「取りたいポジションを取れました」と語ったように、正攻法の騎乗に非の打ちどころはなかった。元JRA騎手の安藤勝己氏も自身のTwitterで「ヴァンドギャルドはあの位置から楽勝するかと思ったけどな。調教軽かったのが影響したのかも」と指摘。敗因は中間の調教に求めるべきだろう。
「陣営のコメントからも、(ヴァンドギャルドの)テンションの上がりやすさを考慮しすぎた結果、本数も調教内容も明らかに軽すぎたことが敗因だと思います。マイル実績が買われ、1番人気に支持されましたが、結果的に過剰人気でしたね。福永騎手の騎乗は悪くなかったと思います」(競馬誌ライター)
その福永騎手は、昨年12月の阪神JF(G1)から東京新聞杯まで重賞では12戦連続掲示板と安定した騎乗を続けている。しかし、1番人気に限定すると、昨年11月のデイリー杯2歳S(G2)をレッドベルオーブで制覇したのを最後に、4、3、3、4、4着と勝ち切れず、5連敗中だ。
福永騎手といえば、昨年コントレイルと牡馬クラシック三冠街道を歩み、1番人気のプレッシャーをはねのけてきた。ある記者は、福永騎手にはそのコントレイルの“残像”があるのではないかと独自の見解を話してくれた。
「昨年、福永騎手はコントレイルを無敗の三冠馬へと導き、神戸新聞杯(G2)と菊花賞(G1)では単勝1.1倍というプレッシャーも克服しました。しかし、そのプレッシャーがあまりにも大きすぎたためか、その後は重賞レースで(1番)人気馬に騎乗する時は緊張感を保てていないのかもしれません。
たとえば、暮れの阪神C(G2)で単勝1.5倍のインディチャンプに騎乗し、3着に負けたときは、後ろから大外ぶん回しの“雑な”騎乗に感じました。その一方で、伏兵馬では好騎乗も目立っています」(競馬記者)
今年に入ってから福永騎手が挙げた重賞2勝は、ともに4番人気で挙げたもの。シンザン記念(G3)ではピクシーナイトで見事な逃げ切り勝ち。シルクロードSでは追い込み一辺倒だったシヴァージをいつもより前目のポジション取りで、勝利に導いた。
「今の福永騎手は(3~5番人気くらいの)適度な人気の馬で狙うべき騎手なのかもしれません。コントレイル以外の人気馬に騎乗時は信頼性に欠けるというのが正直な感想です」とは前出の競馬ライターの言葉だ。
コントレイルの次走はぶっつけで大阪杯(G1)が予定されている。福永騎手はそれまでに1番人気の馬で勝ち癖をつけておきたいところだろう。
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