GJ > 競馬ニュース > ルペルカーリア「毎日杯の法則」大幅減点か…
NEW

福永祐一「エピファネイアになってきた」の真意!? 超良血ルペルカーリア「毎日杯の法則」で大幅減点か……

【この記事のキーワード】, ,

福永祐一「エピファネイアになってきた」の真意!? 超良血ルペルカーリア「毎日杯の法則」で大幅減点か……の画像1

 先週のセントポーリア賞(1勝クラス)を勝ったグレートマジシャン(牡3歳、美浦・宮田敬介厩舎)が3月の毎日杯(G3)に向かうことがわかった。

 前走のセントポーリア賞快勝後に鞍上のC.ルメール騎手が「まだ子供っぽいけどすごく良い反応」と評価したグレートマジシャンは、デビューから東京で2戦2勝。皐月賞トライアルをパスしたことからも、春の大目標は日本ダービー(G1)になりそうだ。

 過去にはディープスカイやキズナが、毎日杯から皐月賞をパスして日本ダービーを制覇。近年でもブラストワンピースがここを勝って、日本ダービーで2番人気に支持されるなどダービーの1本釣りを狙う陣営にとっては王道といえるローテーションだろう。

 そんな素質馬の登竜門にもう一頭、大物が出走を予定している。1月の未勝利戦を勝ち上がったルペルカーリア(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 日米オークスを制したシーザリオを母に持ち、兄弟にはエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアとG1馬がズラリ。競馬界でも屈指の超良血馬ということもあって、ファンの間でもデビューから大きな注目を集めていた。

福永祐一「エピファネイアになってきた」の真意!? 超良血ルペルカーリア「毎日杯の法則」で大幅減点か……の画像2

 デビュー戦こそ4着と単勝1.8倍を裏切ってしまったルペルカーリアだが、主戦の福永祐一騎手が「エピファネイアになってきた」と急成長を実感。12キロ馬体重を増やした先日の未勝利戦で再び単勝1.8倍に推されると、今度は最後の直線で力強く抜け出して2着に3馬身差をつける圧勝劇。ファン大注目の“モーザリオ”が待望の初勝利を挙げた。

 あくまで現時点だが、今年の毎日杯はグレートマジシャンとルペルカーリアによるクラシック参戦を懸けた一騎打ちの様相。だが、両者には明らかな開きがあるというから驚きだ。

「芝1800mの毎日杯は阪神の外回りコースで行われることからも、スピードや切れが非常に重要になってきます。実際にここから日本ダービーを勝ったキズナやディープスカイ、後に有馬記念(G1)を勝つブラストワンピースらは共に1分46秒台の走破時計。将来のことを考えれば、ここは時計の裏付けを出しておきたいところです」(競馬記者)

 実際に毎日杯が現行の阪神外回り芝1800mで行われるようになった2007年以降、1分46秒台の勝ち時計を記録したのは、上記の3頭に加え皐月賞馬のアルアインと日本ダービーで3着に好走したマイネルフロストのみ。

 逆に1分47秒よりも遅い勝ち馬は、後に1頭もクラシックで馬券に絡めていない。

福永祐一「エピファネイアになってきた」の真意!? 超良血ルペルカーリア「毎日杯の法則」で大幅減点か……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!