GJ > 競馬ニュース > ルペルカーリア“武豊マジック”に沈む…
NEW

JRA「注目度No.1」ルペルカーリア“武豊マジック”に沈む……大物不振相次ぐ父モーリスに種牡馬失敗説が再燃!?

【この記事のキーワード】, ,

JRA「注目度No.1」ルペルカーリア武豊マジックに沈む……大物不振相次ぐ父モーリスに種牡馬失敗説が再燃!?の画像1

 27日、中京競馬場で行われた新馬戦(芝2000m)は武豊騎手の3番人気ノースブリッジが優勝。2着にハートオブアシティ、3着にショウナンアレスが入った。

 一方、単勝オッズ1.8倍の圧倒的支持を集めながら4着に敗れたのが、戦前から「注目度No.1」と呼び声高かったルペルカーリア(牡2、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 モーリス産駒は新馬戦がはじまった6月を未勝利と不振を極めたが、7月に入ってカイザーノヴァが初勝利を挙げると徐々に持ち直し8月、9月と快進撃が続いていた。

 だが、その一方でブエナビスタの仔ブエナベントゥーラ、アドマイヤセプターの仔レガトゥス、ジェンティルドンナの仔ジェラルディーナなどが悉くデビュー戦を敗退。超良血馬の相次ぐ敗戦には不振のイメージがつきまとっていた。

 それだけに、満を持して初陣を迎えたルペルカーリアには大きな注目が集まった。同馬の母シーザリオはエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアを出した名牝。是が非でもデビュー勝ちを飾って、悪いイメージを払拭したかったところだろう。

 だが、確勝を期したモーリス産駒の超良血馬のデビュー戦は、またしてもほろ苦い結果に終わった。

 10頭立てのレース。主張する馬がいないと見た武豊騎手は、ノースブリッジをそのまま先頭まで誘導して主導権を握った。頭数が多くないこともあって、隊列はそのままスローな流れに落ち着く。

 大きな動きもないまま3コーナーを迎える。スローの前残りを危惧した福永祐一騎手は前の馬を捕まえにルペルカーリアを押し上げていった。直線入り口では先頭に並びかけ、追い出されたものの、そこからが案外……先行勢を交わすどころか、逆に突き放されて4着と返り討ちに遭ってしまった。

JRA「注目度No.1」ルペルカーリア武豊マジックに沈む……大物不振相次ぐ父モーリスに種牡馬失敗説が再燃!?の画像2

 レース後に福永騎手は「後ろでジッとしていても瞬発力勝負では分が悪そうなんで、4角を回る時に勝てる位置につけましたが、そこから調教同様に沈まなかったですね。まだ、ギアが上がらないというか…」と敗戦を振り返った。

「勝負どころで先頭に並びかけたときにはオッと思ったんですが、そこからの伸びを欠きましたね。確かに超スローの展開ではありましたが、勝てる位置につけた福永騎手の判断は悪くないと思います。

直線で弾けなかったのは、展開よりも力負けした印象です。よくなるのはまだ先なのかもしれませんね」(競馬記者)

 シーザリオの仔ルペルカーリアでも敗れ、またも超良血馬で結果を残すことができなかったモーリス。

 大本命で敗れながらも、同じモーリス産駒のノースブリッジが勝利したことは、父にとって皮肉な結果だったかもしれない。

JRA「注目度No.1」ルペルカーリア“武豊マジック”に沈む……大物不振相次ぐ父モーリスに種牡馬失敗説が再燃!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA内田博幸「戸崎ブチギレ騒動」から遺恨“独立”で引退危機!? エージェント“不条理”解約に「義理を通すなら……」
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 平成最弱のJRA日本ダービー馬はどの馬か?タヤスツヨシ、ワンアンドオンリー、ロジユニヴァース、アグネスフライト?
  10. 岩田康誠「キレ散らかし」返答にインタビュアーもタジタジ…名手が信じたドウデュース世代の実力馬が有馬記念前に答え合わせ