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JRAカラテ東京新聞杯(G3)制覇に“更なる謎”!? マイル界・新星を支えた「大脱走」パートナーに捧げる“政権交代”の報せ

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 カラテの生産者である中地康弘氏の中地牧場(@KoutaNakachi)が、先月30日に更新したツイッターによると「うちは小さな牧場なので、カラテは離乳~1歳秋まで2頭で過ごしました。相棒は父コンデュイット、母ナゾの子です。相棒は競馬場の舞台に立てませんでしたが、カラテの成長に欠かせない存在でした」と当時の思い出を公開。

 また「当歳秋には2頭脱走したこともあり、あの時は馬房に戻すまで生きた心地がしませんでした」と過去のエピソードも綴っている。

「サラナルナゾ」と名付けられた母ナゾの仔は残念ながらデビューに至らなかったが、小柄ながらも気が強い馬だったようだ。当時は大人しいカラテに喧嘩を仕掛けていたとのことで、東京新聞杯で見せた勝負根性は、その時に培われたものなのかもしれない。

 東京新聞杯では“正拳突き”のような鋭さで馬群を割って出たカラテ。同志の思いを背に、次に目指すは安田記念での“政権交代”だ。

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