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2021.02.22 16:00
JRA藤沢和雄「30馬身超」大敗からの大逆襲! 「最後の大物」出現でペルーサの種牡馬“電撃復帰”の可能性は?
編集部
藤沢調教師が手掛けたペルーサは、現役時代にデビュー4連勝で青葉賞(G2)を制覇。日本ダービー(G1)でも2番人気に支持されるなど、屈指の実力と人気を誇った。しかし、ダービーで6着に敗れると、その後はG1でたびたび好走するが、なかなか勝利を飾れず。9歳まで現役を続け、28戦5勝の成績で、16年に引退。その後は種牡馬入りし、ラペルーズの現3歳世代が初年度産駒である。
しかし重賞勝ち鞍が青葉賞だけのペルーサに対する種牡馬としての期待は小さく、17年から20年の4年間で種付けしたのは26頭のみ。そして初年度産駒がデビューした直後の昨年秋には種牡馬を引退。現在はモモセライディングファームにて乗馬として第3の馬生を過ごしている。
奇しくもペルーサが種牡馬を引退した直後からダートで活躍し、スターダムに駆け上がろうとしているラペルーズ。今後の活躍次第では、ペルーサに種牡馬復帰の可能性も……と言いたいところだが、乗馬になるにあたって昨秋に去勢済みのようだ。
過去にはナカヤマフェスタが種付けを1年間休んだ後、ガンコなどの活躍を受けて種牡馬に復帰したこともあったが、ペルーサにはその道は残されていないということになる。
来春に引退する藤沢調教師にとって、来年のフェブラリーSは引退前最後のG1。海外挑戦発言まで飛び出した“最後の大物”ラペルーズは1年後、藤沢調教師の花道を飾ることになるだろうか。
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