真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.03.07 17:00
JRA【フィリーズレビュー(G2)展望】「九州産馬の星」ヨカヨカVS「極上の末脚」オパールムーン! 展開のカギ握るエイシンヒテン&ポールネイロンにもチャンスあり
編集部
レース展開のカギを握る存在が、すでに7戦のキャリアを誇るエイシンヒテン(牝3歳、栗東・渡辺薫彦厩舎)だ。
前走のクイーンC(G3)では、平均ペースで逃げ、長い直線でしぶとく粘り4着に好走した。1~3着馬はいずれも中団・後方から差し脚を伸ばしており、大健闘といえる内容だった。
前走を含めて逃げたときは結果を残しており、できれば単騎逃げに持ち込みたいところ。同型ヨカヨカと熾烈なハナ争いになるのか、それともどちらかが控えるのか。エイシンヒテンがレースのカギを握る。
同じく逃げ馬のポールネイロン(牝3歳、栗東・矢作芳人厩舎)も楽しみな1頭。デビュー2連勝で臨んだ阪神JFは18着に大敗したが、距離が1ハロン長かった。距離短縮で巻き返しを図る。
抽選が濃厚の1勝馬にも楽しみな存在がいる。ベッラノーヴァ(牝3歳、美浦・金成貴史厩舎)は、祖母ベッラレイアが07年のオークス2着という良血。デビュー2戦目で臨んだフェアリーS(G3)では追い込んで3着と力を見せた。
1戦1勝のエルカスティージョ(牝3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)は、伯母にトールポピーとアヴェンチュラがいて、クラシックで期待できる血統馬。他には、函館2歳S(G3)とファンタジーS(G3)でともに3着に入るなど、通算「1-2-2-0」と堅実なラヴケリー(牝3歳、栗東・高柳大輔厩舎)も上位をうかがう。
3枚の桜花賞切符を手にするのは果たしてどの馬になるのか。発走は14日の15時35分を予定している。
PICK UP
Ranking
17:30更新- 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!? C.ルメールも認めた実力馬がジャスティンミラノ打倒に虎視眈々
- ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
- 「プチ炎上」斎藤新の裏で踏んだり蹴ったりの苦労…三浦皇成を襲ったすれ違いの春、「C.ルメールの復帰」も関東のベテランにダメージ直撃か
- 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
- 福永祐一厩舎「初G1」はこの大物!? リバティアイランド、フォーエバーヤングの妹…来年のクラシックもキズナ産駒は大注目!
- 【オークス(G1)展望】桜花賞馬ステレンボッシュの二冠阻止は「不完全燃焼」武豊か、「計画通り」川田将雅か。混戦の牝馬クラシック第2章が開幕!
- 関東名門がアーモンドアイ初仔と目指す「最後」の日本ダービー! 今夏C.ルメールとデビュー予定、3年前の「超大物」が逃した舞台へ
- G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
- 開業2ヶ月の福永祐一厩舎に早くも絶賛の嵐! 大スランプのダノンスコーピオンが復活した“マジック”の裏側
- T.オシェア「存在感なし」のまま馬質急降下…。レガレイラ、シックスペンスらの代打浮上もG1騎乗予定なし。UAEのレジェンドが大きく躓いた「あの一鞍」とは
関連記事
JRA四位洋文調教師デビュー戦は「まさか」の結末!? 福永祐一「渾身の騎乗」気合で起こした奇跡の盛り返し!
JRA武豊メイケイエールに「コンビ解散」希望の声……!? 課題残したチューリップ賞、本番を前に挙がった「代役候補」と「最終手段」とは
JRA丸山元気コントラチェック「悲劇の降板劇」超え、ついに大舞台へ!?「これまで重賞を勝った中でも、一番楽でした」初G1意識から2年……変わらぬ「愛」とは
JRA戸崎圭太、後輩・坂井瑠星に昔は嫌われていた!? サウジ遠征を共にした先輩・後輩の「意外な関係」とは
JRA武豊&川田将雅で明暗くっきり!? チューリップ賞(G2)同着優勝も「カッコ悪い勝ち方」”暴君”メイケイエールに前進見られず……