GJ > 競馬ニュース > ランドオブリバティ 三浦皇成「継続騎乗」が勝てない理由!?
NEW

JRAスプリングS(G2)ランドオブリバティ三浦皇成「継続騎乗」が勝てない理由!? 8年続いたジンクスはついに「200連敗」目前

JRAスプリングS(G2)ランドオブリバティ三浦皇成「継続騎乗」が勝てない理由!? 8年続いたジンクスはついに「200連敗」目前の画像1

 21日には、中山競馬場で皐月賞(G1)トライアルのスプリングS(G2)が行われる。特別登録した17頭(フルゲート16頭)には重賞勝ち馬がおらず、混戦模様でレースを迎えそうだ。

 そんななか、『netkeiba.com』の予想オッズ(15日15時現在)で単勝2.1倍の1番人気に支持されているのがランドオブリバティ(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)だ。

 新馬戦、芙蓉S(OP)でデビュー2連勝を飾ったあと、昨年末のホープフルS(G1)に挑戦。ダノンザキッドに次ぐ2番人気の支持を集めたが、4コーナーで大きく外に逸走し、まさかの競走中止。道中は軽快な逃げを見せていただけに、悔やんでも悔やみきれない一戦となった。

 その後は、厩舎一丸となって立て直しを図り、2月のきさらぎ賞(G3)に出走。道中はもたれるような悪癖は出なかったが、後方からの競馬がたたり、3着に追い込むのが精いっぱい。皐月賞出走を目指し、改めて権利獲りに挑む。

JRAスプリングS(G2)ランドオブリバティ三浦皇成「継続騎乗」が勝てない理由!? 8年続いたジンクスはついに「200連敗」目前の画像2

 鞍上を務めるのはデビューから手綱を取り続けている三浦皇成騎手だ。前走後、一旦はM.デムーロ騎手への乗り替わりが決まっていたが、同騎手が騎乗停止処分を受けてしまい、元の鞘に収まる形となった。

 三浦騎手といえば、デビューした2008年にいきなり91勝をマーク。全国リーディングでも9位に入る大活躍を見せた。当時は「ポスト武豊」と騒がれたが、その後は故障などもあってやや伸び悩む。2019年に102勝を挙げるまで、デビュー1年目の勝ち鞍を上回ることはなかった。

 重賞レースでは、キャリア14年のうち13年で勝利を記録している。4年目の11年には自己最多の重賞3勝をマーク。12年は唯一の重賞未勝利に終わったが、翌13年からは9年連続で重賞制覇を継続中だ(今年は2月にダイヤモンドSを制覇)。

 ただし、その9年間の重賞勝利数を見ると、きれいに「1」が並んでいる。11年を最後に重賞2勝以上の年はなく、この「1」並びの“ジンクス”が続くなら、年内の重賞制覇は難しいということになる。

 三浦騎手は13年1月にフェアリーS(G3)をクラウンロゼで制覇。翌週の京都牝馬S(G3)をアカンサスで敗れたのを皮切りに、その年の重賞2勝目を懸けて挑んだレースでは足掛け約8年間で194連敗中である。

 今年はまだ9か月以上も残っており、重賞制覇のチャンスは何度もやってくるだろう。今週のランドオブリバティはこのジンクスを止めるためにも、これ以上ないチャンスといえる。

 重賞勝ち馬不在で迎えるトライアル。思わぬ形で自厩舎の有力馬に再騎乗する三浦騎手は、「1」並びのジンクスを打破し、かつての輝きを取り戻すきっかけにすることはできるだろうか。

JRAスプリングS(G2)ランドオブリバティ三浦皇成「継続騎乗」が勝てない理由!? 8年続いたジンクスはついに「200連敗」目前のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  6. 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
  7. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  8. 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆