GJ > 競馬ニュース > 【日経賞(G2)展望】
NEW

JRA【日経賞(G2)展望】有馬記念(G1)“デッドヒート”の2頭が激突!「再起」武豊ワールドプレミアVS「シルバーコレクター返上」カレンブーケドール!

JRA【日経賞(G2)展望】有馬記念(G1)デッドヒートの2頭が激突!「再起」武豊ワールドプレミアVS「シルバーコレクター返上」カレンブーケドール!の画像1

 27日、中山競馬場では天皇賞・春(G1)の前哨戦・日経賞(G2)が開催される。今年はG1勝ち馬に加え、G1連対経験がある牝馬2頭も参戦予定。ハイレベルな一戦となりそうだ。

 2019年の菊花賞馬、ワールドプレミア(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が有馬記念(G1)以来の実戦復帰を果たす。昨年は体調が整わず、ジャパンC(G1)と有馬記念のわずか2戦に走っただけだ。

 長期休養明けのジャパンCは、中団後方から直線じりじりと脚を伸ばしたが6着まで。続く有馬記念では、好位を確保するも、道中ゴチャつく不利もあって5着同着という不完全燃焼の結果に終わった。

 3か月ぶりの復帰戦は、あくまでも大目標とする天皇賞・春への叩き台。それでもG1馬として無様な競馬はできないだろう。

 18日の1週前追い切りでは、栗東CWで82秒6-12秒4をマーク。3歳の素質馬ルペルカーリアを相手に併入した。明けて5歳となったが、まだキャリア9戦と使い減りしておらず、馬もまだ若い。不本意な結果に終わった2020年から一転、更なる成長を見せる可能性は十分ある。

JRA【日経賞(G2)展望】有馬記念(G1)デッドヒートの2頭が激突!「再起」武豊ワールドプレミアVS「シルバーコレクター返上」カレンブーケドール!の画像2

 そのワールドプレミアと有馬記念で5着同着だったのがカレンブーケドール(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)だ。

 主な勝ち鞍は3歳春のスイートピーS(L)だが、これまでG1で3度の2着というシルバーコレクターとして知られる。昨年は京都記念(G2)2着の後、ドバイに遠征したが、入国後に開催中止という不運に見舞われた。

 そのまま春は全休し、秋はオールカマー(G2)から始動。ここで2着に入ったが、ジャパンC4着、そして有馬記念5着と未勝利のまま1年を終えた。前走は池添謙一騎手に乗り替わったが、今回の鞍上には松山弘平騎手を新たに指名。続々と有力馬の騎乗依頼を受けるトップジョッキーの仲間入りを果たした松山騎手が、悲願の重賞制覇に導くか。

 陣営はもともと京都記念から大阪杯(G1)を予定していたが、ローテーションを変更。まずは日経賞でシルバーコレクターの汚名を返上する。

 カレンブーケドールと同じくG1で2着の実績を持つのがウインマリリン(牝4歳、美浦・手塚貴久厩舎)だ。

 2連勝で臨んだ昨年のオークス(G1)ではデアリングタクトと半馬身差の2着に好走。秋の飛躍が期待された。ところが、ぶっつけで挑んだ秋華賞(G1)は15着に大敗。エリザベス女王杯(G1)こそ、大健闘の4着に粘ったが、古馬に力差を見せつけられた。

 今年の始動戦は1月のAJCC(G2)。ここでは6着と掲示板を外すも、勝ったアリストテレスと0秒4差なら悲観する結果ではないだろう。

 1週前追い切りでは、絶好の動きを披露。メキメキと力をつけている横山武史騎手に導かれ、重賞2勝目を狙う。

JRA【日経賞(G2)展望】有馬記念(G1)“デッドヒート”の2頭が激突!「再起」武豊ワールドプレミアVS「シルバーコレクター返上」カレンブーケドール!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  2. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  3. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  4. JRA「パワハラ裁判」木村哲也調教師が復帰。大塚海渡騎手への暴言、暴力行為による調教停止処分から約3か月…若手実力派調教師の汚名返上に期待
  5. JRA荻野極と横山武史が「誤爆」で一触即発!?「ふざけんな!ナメてんのか!」1番人気大敗の腹いせにタオル投げるも……
  6. JRA宝塚記念(G1)「何故」武豊キセキは復活したのか? 安藤勝己氏が語った「ユタカ・マジック」の真相とは
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
  9. 「叩かれるのが嫌ならSNSすんなよ」斎藤新にSNSの洗礼!? 注目の若手がそれでも大事にしたいこと…「美肌の秘訣」に商品メーカーも反応
  10. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】