
東京大賞典もお任せ!? 「競馬オタクアイドル」桃井はるこが、今年の”締め”に狙いを定める!

前回、熱く有馬記念の予想を語ってくれた桃井さんですが、今回は本領発揮といえる12月29日に開催される『東京大賞典』についてお話を伺います! あまりのマニアっぷりに編集部一同タジタジに!!
――つづきましては、競馬好きの本当の締めのレースである『東京大賞典』の話に移りましょう。おそらくチャンピオンズカップに出場する馬と似たラインナップになることが予想されますので、それを踏まえたうえでお話を聞いていこうと思います。ですがその前に、出場が有力視されていたホッコータルマエが引退してしまいましたね。
桃井はるこ(以下、桃井):初めて現地観戦した競馬で勝ったのがタルマエ号だったので、引退式で送り出したかったですが、もう北海道に行ってしまったのでしょうか、ちょっとさみしい…。ラストレースとなった、2着に入ったJBCクラシックも現地の川崎競馬場で観戦していたんですよ。騎乗していた幸英明騎手はレース後に、これからもっと良くなるというニュアンスのコメントをしていたので、これは大賞典で勝利して引退かなと思っていたんですけど……でもケガをしなくて良かった。本当にお疲れ様でした。
――ホッコータルマエを欠いたラインナップということもあり、東京大賞典は中央馬中心のレースになると思います。その中で、注目している馬はどれでしょう?
桃井:これはコパノリッキーでしょ~。
――騎乗は戸崎圭太騎手が予定されていますね。
桃井:そうですよ。元大井! 元南関!! 戸崎騎手は初めて乗るのではなく、骨折する前の2013年12月23日に騎乗していますから、それ以来ですね。勝ってはいないんですけど、実は新コンビではないんです。そして、大井でリーディングになり、中央に行った戸崎騎手ですので、大井は知り尽くしているはず。
コパノリッキーは前々走JBCクラシックでは1人気でした。でも手前を替えなかったり、調子が良くなかったらしいですね。でも思い出してください、強い馬ですよ~。また、コパノリッキーはなぜか12月には勝ったことがないんです。そのような不安材料はありますが、だがしかし、データは破るためにあるんですよ。狙いたいですねえ……。そして、やっぱりアウォーディーが人気ですよね。
――騎乗するのは武豊が予想されていますので、有馬をキタサンブラックで勝てば、その勢いも合わせて一番人気になるかもしれません。
桃井:アウォーディーにはこれといった不安要素がないと思います、強いですよね。でも超個人的なことですがなぜか、私が東京大賞典で応援すると武豊騎手は勝ってくれないんですよ。競馬にハマって最初に競馬場で見たのが、3年前の東京大賞典だったんです。私には『ワンダーモモーイ』というタイトルの曲があるんですけど、だからワンダーつながりでワンダーアキュートを応援していたらホッコータルマエが圧勝、2着でした。このジンクスを覆してくれるでしょうか。
あと注目馬はサウンドトゥルーですね。3着に入ったJBCクラシック、優勝したチャンピオンズCで見せた末脚はすごかったです! だからこそ疲れが残っているのではないかと、ちょっと心配なほど。アスカノロマンは地方ダートでの戦績があまり良くありませんけど、参戦したのがたまたま体調が良くない時だったのかな。そして特に気になるのはノンコノユメなんですよね。せん馬になって、そろそろ調子が出てくるときなのかも。直線が長い大井だから、末脚がコワイですね~。
無理やりまとめると、東京大賞典の1、2着はやはりダート最強レベルが揃いますから、中央の馬かなあ。でも3着内に地方の馬が入ってもらいたいです。地方所属の馬が中央の馬相手にどこまで食い下がれるかも醍醐味なんですよ。なんとか頑張って3着内に入って地方競馬ファンに気持ちよく年越しをさせてもらいたいです。
PICK UP
Ranking
11:30更新宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 宝塚記念(G1)武豊の起用は「懲罰交代」が濃厚か…G1初勝利の若手が失った関係者の信頼、師匠の逆鱗に触れた「問題行動」の裏側
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 「16冠ベビー」ソウルスターリングの独裁政権に突如現れた「超大物」ファンディーナ!激動の3歳牝馬クラシック戦線を振り返る
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客