JRA 大阪杯(G1)の「裏開催」に大波乱の予兆!? 今週の「高額万馬券」狙いレースはコレだ!
今週の大阪杯(G1)はコントレイル、サリオス、グランアレグリアといった今の競馬界を代表する実績馬が集まり、この春注目度No.1のビッグレースとなった。レースのレベルは高く見応えは十分だが、一方で人気通りに決着しそうな雰囲気もあり、馬券的にはかなり堅い印象を受ける。
こんな時こそ、大阪杯以外のレースで高額万馬券を狙いたいところだ。
大阪杯はレベルが高い馬が揃ったことで、結果的に騎手もハイレベルなメンバーとなった。逆に言えば、裏開催の中山競馬場は、C.ルメール騎手、川田将雅騎手、福永祐一騎手、松山弘平騎手など、年間100勝級の関西トップジョッキーが不在で混戦模様といえる。
実際に大阪杯がG1レースに昇格した過去4年の大阪杯当日の中山を見てみると、やはり波乱が続出。中でも関西馬が出走できる古馬特別戦は9レースで8本の万馬券、うち3本が10万馬券となっている。
この要因は、騎手のレベルが全体的に下がることによってレースのレベルも下がり、結果として波乱が起きやすいと推察される。そういった状況からも、この条件は高額万馬券狙いレースに相応しい条件。
以上の利用から、今週の高額万馬券狙いレースは、大阪杯の裏で行われる中山の特別戦に照準を絞ってみた。
日曜の中山特別戦は3歳限定の山吹賞(芝2200m)、4歳以上2勝クラスの両国特別(芝1600m)、4歳以上3勝クラスの美浦S(芝2000m)だが、3歳限定戦は少頭数もあって低配当になりやすい。実際に過去4年で4レース行われた3歳限定戦は、3レースが万馬券に届かず順当な結果となっている。というわけで、3歳限定戦の山吹賞は今回の万馬券狙いでは除外。狙いは両国特別と美浦Sだ。
まずは、大阪杯が行われるこの日に関東遠征を選択した関西馬の傾向をチェック。過去にこの条件で好走した関西馬に注目すると、すべての馬が過去に関東への遠征経験がある。そして前走は9着以内で、9番人気以内と着順も人気も一桁台であることが重要だ。
今週の両国特別と美浦Sにも、その条件に合致する関西馬が出走する。人気的にも絶好の狙いどころで、ぜひ注目してほしい。
■4/4 中山10R
両国特別(芝1600m)
ドゥラモット(栗東:安田隆行厩舎)
このレースに出走する唯一の関西馬。厩舎は高松宮記念制覇で勢いに乗っており、同馬の兄はムスカテール、グロンディオーズという良血馬。3月21日に続く中山遠征で、鞍上は再び丸田恭介騎手が継続騎乗。安田厩舎は今年の中山遠征で【2.3.2.6】の勝率15.3%・連対率38.4%・複勝率53.8%と好成績。ここは勝負の関東遠征だろう。
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