真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.04.04 06:00
JRA M.デムーロ「大復活」もG1騎乗は不透明!? 超新星テルツェットで約1年ぶり「重賞勝利」にファン歓喜も厳しい現実
編集部
先月27日の日経賞(G2)で松山弘平騎手が2週間の騎乗停止に。桜花賞(G1)のアールドヴィーヴルと、皐月賞(G1)のグラティアスに騎乗できなくなったことで、デムーロ騎手に“代打”のチャンスが巡ってきたのだ。
「今回のテルツェットも戸崎騎手に替わる代打騎乗でしたが、今のデムーロ騎手には重賞でかつてほど有力馬のオファーが舞い込んでくるわけではありません。
しかし、かつての勝負強さは周囲の関係者もよく知っていますし、代打騎乗でも結果を残せば『やはり大舞台はデムーロ』という風向きになるはず。結果を出しても、次に乗れないことが多い代打騎乗ですが、復活を目指す今のデムーロ騎手にとっては大きなチャンスだと思いますね」(別の記者)
この勝利を待ち侘びていたのは関係者だけではなかったようだ。レース後には、4連勝を挙げたテルツェットよりもM.デムーロ騎手が大きな話題に。SNSや掲示板でも「デムーロ復活!」「デムーロ待ってた」「これは春G1が楽しみ」と、デムーロ騎手の復活勝利を待っていたファンからの声が続々……瞬く間に「デムーロ」がトレンド入りした。
「能力は十分にあるので、この先が楽しみです」
そう勝利騎手インタビューでテルツェットの今後に期待したデムーロ騎手だが、陣営が視野に入れているヴィクトリアマイル(G1)で騎乗できるかは不透明だ。しかし、今は“代打屋”でもいい。「デムーロ復活」に必要なのは、自身の勝負強さ健在をアピールできる大舞台での結果に他ならないはずだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
関連記事
JRA M.デムーロ「消しの法則」が発動!? グラティアスは買えてもアールドヴィーヴルは買えない理由、桜花賞(G1)、皐月賞(G1)で手綱を託された2頭の「決定的な違い」
JRA M.デムーロ「神騎乗」でファンを唸らせてきた男の神通力!? 皐月賞(G1)鞍上問題解決の救世主となり得るか
JRA M.デムーロの苦悩と「丸1年」重賞勝ちなしの危機……高松宮記念(G1)5番人気ラウダシオンは「14着」惨敗
JRA M.デムーロ「おこぼれ」期待も堀宣行厩舎との“復縁”は!? 大阪杯(G1)サリオス鞍上決定も「あの馬」への騎乗は……
JRA M.デムーロ「浦島太郎」のまま戸惑いの終戦。金鯱賞(G2)キセキ「僕の中ではもっと脚が……」C.ルメール、川田将雅らが残した「片道切符」と偽りの復活劇