真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.05 23:00

勝てば1億円のボーナス! 米ベルモントSの計らいで「米三冠」勝利の日本馬誕生?
編集部

ニューヨーク州競馬協会(以下、NYRA)は、17年に開催されるベルモントSに参加した日本馬が優勝した際、賞金とは別に100万ドルのボーナスを出すことを決定したと発表した。ベルモントSの優勝賞金は80万ドルと設定されており、もし日本馬が勝利を上げることができたならば、その賞金額は180万ドルと1着2億円の賞金が設定されている東京優駿に見劣りすることのない額を手にすることができる。
ベルモントSはアメリカで行われ、ケンタッキーダービー、プリークネスSともにクラシックを3冠と称されるレース。昨年はラニが武豊を鞍上に迎え、この3冠に皆勤賞で参戦し、大いに話題になった。ラニはケンタッキーダービー9着、プリークネスS5着、そしてベルモントS3着で終えている。だが、このベルモントSではクリエイター、デスティンらの後塵を拝したものの、最後の直線では鋭い末脚を見せ、あわや勝利を収めるかと思うほど、惜しいレースを見せていた。
このNYRAの発表に大きな驚きがもたらされているようだが、この決断を後押ししたのはどうやら日本の競馬ファンの存在が大きかったようだ。
15年春に実施された競馬法改正により、今年から日本にいながらも、海外馬券を購入することができるようになった。そして海外馬券第1弾として設定されたフランスの凱旋門賞では、日本からの売上は約41億円、これは現地の売上の約2倍に達したともいわれており、まぎれもなく大成功を収めていた。このジャパンマネーに目をつけたNYRAが日本の競馬ファンを捕まえるべく、日本馬に対してのボーナスを設定したのだろう。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
かつての関西ホープが今年「わずか3勝」の大苦戦…大一番を前に「降板」した元パートナーとコンビ再結成も叶わず
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA岩崎翼「斜行落馬」より痛いフジ『みんなのKEIBA』の報道ミス……「他馬落馬」連呼に呆然
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!