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2021.05.12 18:00
JRA キングマンを覚えておいて損はなし!? シュネルマイスターNHKマイルC(G1)制覇、「ブレイク」必至の注目種牡馬が日本競馬界に来襲!
文=鈴木TKO
こうなると、気になるのが2021年デビュー組だろう。
あと1ヶ月も経てばメイクデビューの季節がやってくる。キングマン産駒で確認できているのが、モンゴリアンキング(牡2、栗東・安田隆行厩舎)だ。生産者はエリザベスタワーと同じ社台ファームで、すでに栗東でゲート練習を消化するなどデビューは早そう。楽しみな一頭といえる。
エリザベスタワーは父キングマンが活躍した英国の有名な時計台「ビッグ・ベン」の正式名称から。そしてシュネルマイスターはドイツ語で「スピードの達人」という意味だという。そして、モンゴリアンキングの馬名の由来は、モンゴル国と父キングマンから連想。いわゆる「モンゴルの王様」という意味である。
国際色豊かな馬名が揃う注目のキングマン産駒。2021年で10歳になったキングマン自身は、種牡馬の世界ではまだまだ若いだけに、新たな血が日本の競馬界を盛り上げてくれそうだ。
(文=鈴木TKO)
<著者プロフィール>
野球と競馬を主戦場とする“二刀流”ライター。野球選手は言葉を話すが、馬は話せない点に興味を持ち、競馬界に殴り込み。野球にも競馬にも当てはまる「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を座右の銘に、人間は「競馬」で何をどこまで表現できるか追求する。
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