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JRA 武豊「忖度なし」乗り替わりにファンから同情の声!? 「踏み絵でも踏ませる気か……」蜜月厩舎との疎遠が影響か

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 現在25勝を挙げ、調教師リーディングで全国2位の位置に付けている、栗東の友道康夫厩舎。次週、13日に東京競馬場で行われる芝の中距離重賞、第38回エプソムC(G3)には、管理馬のアドマイヤビルゴマイラプソディが出走を予定している。

 アドマイヤビルゴは2017年のセレクトセールで6億2640万円(税込)で落札された超高額馬。前走の大阪杯(G1)では9着に敗れたが、友道師は重馬場が影響したと話しており、良馬場での巻き返しが期待される。マイラプソディは昨年の神戸新聞杯(G2)で鼻出血を発症した後、今回が休み明け3戦目。そろそろ本領発揮と行きたいところだ。

 上位人気になることも予想される両馬。ここで結果を出して夏競馬、あるいは秋のG1戦線に向けて弾みを付けたいところだろう。

 だが一方で、この友道厩舎の2頭出しに、一部では疑問の声も上がっているという。

 アドマイヤビルゴといえば、故・近藤利一オーナーが「この馬にはユタカを乗せてくれ」と遺言を残したことで有名な馬。武豊騎手と近藤オーナーのコンビは2007年を最後に10年以上ものあいだ疎遠となっていたが、アドマイヤビルゴをきっかけについに雪解け。武豊騎手にとっても思い入れの強い1頭であると思われる。

 一方、マイラプソディは武豊騎手が懇意にしているキーファーズの所有馬。昨年のクラシックでは大きな期待を寄せていた存在でもある。また、キーファーズ代表の松島正昭氏は「武豊騎手で凱旋門賞を勝つのが夢」と公言しているように熱烈な武豊ファンだ。武豊騎手にとっても特別なオーナーであると思われ、所有馬には優先的に騎乗している。

 このようにアドマイヤビルゴとマイラプソディは、共に武豊騎手と浅からぬ縁がある馬なのだ。にもかかわらず、“忖度なし”の2頭出しで武豊騎手が「選択」せざるを得ない状況を作り出してしまった。

 2頭が同じレースに出走することについて、ネットの掲示板では「なんで同じレースにぶつけたのか」「両方とも武さんで見たかった」「踏み絵でも踏ませる気か」といったコメントも見られた。

「気になるのは、武豊騎手と友道厩舎がやや疎遠になっているかもしれないことですね。武豊騎手は今年、3月20日に右足甲を骨折し休養に入る前までは、友道厩舎の馬には12回騎乗していました。

しかし、5月1日に復帰以降は、まだ1度しか騎乗していません。菊花賞(G1)を制したパートナーのワールドプレミアも春の天皇賞(G1)で福永祐一騎手へ乗り替わりになりました」(競馬記者)

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 今回、武豊騎手がエプソムCで騎乗を予定しているのはマイラプソディだという。

 5月の復帰以降に1度騎乗した友道厩舎の馬というのも、都大路S(L)でのマイラプソディである。同馬は友道厩舎の馬というよりも、キーファーズの所有馬だから乗ったという感じも強い。そうなれば、武豊騎手は復帰以降、友道厩舎と疎遠になりつつあるのではないかという疑惑も浮かんでくる。

 果たして真相はいかに。武豊騎手と友道厩舎、そしてアドマイヤビルゴとマイラプソディの今後を見守りたい。(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

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