真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.18 08:15
AJCC(G2) “刺客”はゼーヴィントよりも「アノ馬」? 今週もエアスピネル、ミッキーロケットに続き「最強世代」旋風が吹き荒れるか!?
編集部
ここ10年を振り返ってもネヴァブションが連覇するなど、とにかく”クセ”のある中山コース。得意な馬はこのコースでは水を得た魚のように激走し、古くは有馬記念(G1)でダイワスカーレットを沈めたマツリダゴッホなども勝ち馬に名を連ねている。
その上で、このミライヘノツバサも全4勝を中山コースで上げる巧者ぶり。「中山2200m」が3戦3勝とくれば、このAJCCを狙い撃った陣営の意図は明白だ。
特に同舞台で行なわれた前走の迎春S(1600万下)の内容は圧巻だった。競馬ぶりこそ、いつもの積極策から直線で抜け出したものだが、10月の菊花賞以来の馬体は+16kg。明らかに余裕がある体つきで、それでも後続に2馬身差をつけて完勝したのだから、その実力はこのコースなら重賞でも侮れないはずだ。
無論、相手はゼーヴィントだけではないが、同世代の中距離馬としてココできっちりと借りを返しておくことの意味は大きい。別定戦のG2で結果を残せば、今後のレースの選択肢も広がってくるだけに重要な一戦になりそうだ。
この1月、各重賞で気を吐いている明け4歳馬たちは、いずれもクラシックで主役になれなかった馬たちだ。だからこそ、同じような立場にいるからこそゼーヴィントやミライヘノツバサは「流れ」に乗り遅れたくはない。
幸い、京都金杯や日経新春杯とは異なり、同世代のライバルはこの2頭のみ。1着と2着の席は「新時代」を駆ける2頭で分け合えるはずだ。ここでも旋風が吹き荒れるか。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!