真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.13 14:24
日経新春杯(G2)で注目度No.1のシャケトラ。まだまだ発展途上の走りも、陣営の自信は本物か
編集部
昨年競馬界で大きな話題となった「2016年クラシック世代」。層の厚さが語られ、昨年の有馬記念をサトノダイヤモンドが制するなど、今年はさらなる飛躍が期待されている。そして、その「最後の大物」と呼ぶべき存在が、15日の日経新春杯(G2)に登場する。
その名はシャケトラ(牡4 栗東 角居厩舎)。これまでの通算成績4戦3勝。前走境港特別(1000万下)を制し準オープン入りを果たし、今回は一気に格上挑戦となる。陣営の自信のほどがうかがえるが……。
とはいえ、今回はさすがにG2。ライバルにはミッキーロケットやクリプトグラム、レッドエルディストと一線級でもまれてきた強豪揃いだ。いくら素質馬といえど、準オープンに昇格したばかりの馬がそうそう簡単に勝利できるような相手ではない。
ただ、11日に行われた直前追い切りではすでにそれら強力ライバルを圧倒するような動きを披露している。キセキ(3歳500万下)との併せ馬ではまさに「レベルの違い」を見せるように6馬身先着。タイムも6ハロン81.0―38.5―12.2秒と上々だ。
岸本助手は「デカいところを狙っている馬だし、重賞でも勝ち負けだと」と「東京スポーツ」の取材に答えており、すでに見据えるのは先の大舞台だ。ここまでくると、粒揃いの同レースでも存在感を放ちそうに思えてしまう。
「いきなりここはさすがに厳しいかも、という見方は当然ですが、出走メンバーの中でも話題性はダントツ。前走の境港特別では、4コーナーを回る際の手応えは抜群で『何馬身離すのか』という感じでしたが、勝利したものの最後の伸びはイマイチという印象でした。逆に言えばまだまだ発展途上の感もあり、成長力は大いにありそうです。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛