JRA ユニコーンS(G3)に「注目業界」からサイン!? 全3勝は逃げ切り「◎」前残り想定で、距離延長も「ノックアウト」?
「○」は、16番ルーチェドーロ。
こちらは上記でも触れたように人気となりそうな1頭。陣営は「前走(端午S・OP)は芝スタートでモタつきましたが、終いはいい脚を使ってくれました。今回も芝スタートですし、差し脚に期待ですね」と今回も末脚勝負に徹するようだ。
前走は上手く外に持ち出しスムーズな競馬となったが、今回は大外枠。前走以上にスムーズな競馬が期待できそうである。
距離が前走から200m延びるが、ゴール前の脚色からは距離延長も歓迎だろう。追走も楽になりそうで、確実に上位争いに加わってくると見た。
「▲」は、12番ローウェル。
こちらはカレンロマチェンコと同じく、先行で結果を出してきた馬。2走前に3着と敗れている。だが、自らハイペースを作り出し、勝ち馬フルヴォートから1馬身半差に粘ったしぶとさは侮れない。
このレースに騎乗した団野大成騎手は、レース後「ちょっとペースを速くし過ぎました」とオーバーペースであったことに言及。団野騎手の「このクラスでもやれます」との言葉通り、北村友一騎手に乗り替わった前走は、ハイペースながらも2番手から押し切った。
近2走は良馬場で持ち時計こそ速いとはいえないが、字面以上に能力を感じる馬。今回、2走前の敗戦以降再び手綱を執る団野騎手も気合が入っているはずだ。
「△」は、6番クリーンスレイト、7番ケイアイロベージ、8番サンライズウルス、11番ヴィゴーレ、13番ピンクカメハメハの5頭をピックアップ。
クリーンスレイトとケイアイロベージは後方からの競馬を強いられそうだが、ともに前走のレース内容から能力は高そう。
クリーンスレイトは陣営が「札幌でノーザンの馬を任されているので騎乗できませんが、(前走騎乗した)武史も継続して乗りたかったみたい」と話しており、横山武史騎手のお墨付き。ケイアイロベージにしても、陣営が「抜けた馬がいない今年のメンバーならチャンスはありそうだけどね」と色気を持つ。
サンライズウルスは少し足りない気もするが、距離延長がプラスに働かないか。陣営も「砂を被るとフワフワしたり、追い出しても真剣にハミを取らなかったりとまだまだ子供。遊びがある分、距離は保つと思います」と、そのポテンシャルに期待を寄せる。
ヴィゴーレは初ダートも、母がダート短距離で活躍したヴァイセフラウ。ピンクカメハメハもサウジダービーを勝利していることから、侮れない1頭だ。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
- 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
- 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
- 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
- 【オークス】石川裕紀人が滑り込みでラストチャンスをゲット!?血統的に距離延長歓迎の穴候補に浮上…カワカミプリンセス、カレンブーケドールに続けるか
- 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
- 【天皇賞・春】ドゥレッツァでもタスティエーラでもない光明!? レベル疑問の4歳世代に「惑星ステイヤー候補」が登場
- 日本ダービー馬は運が良いだけ!? 天皇賞・春(G1)J.モレイラ「完璧騎乗」もタスティエーラ惨敗の絶望感…G1「2勝以上」上積みは2007年ウオッカが最後
関連記事
元JRA藤田伸二氏「俺に似てる」あの騎手に注目! ユニコーンS(G3)武豊から乗り替わりに「鞍上弱化」の声を一蹴できるか
JRA 武豊がミシュリフ破った大金星から1年、戸崎圭太に「捨てられた」ダービー馬も決断! 名牝スイープトウショウの弟が払拭したい「裏切り」の悪夢
「もっと勉強しろや」藤沢和雄調教師が感じ取ったペルーサの教訓!? デビュー前「ダート馬認定」された天皇賞・秋(G1)2着馬のポテンシャル証明へ
JRA【ユニコーンS(G3)展望】“タックル被害”ラペルーズ巻き返しへ!? ピンクカメハメハ「国内初ダート」で“ダービー馬”の意地を見せられるか
JRA史上初「G1・17勝」夢の配合馬が伝説の新馬戦デビュー!? 同条件から後のG1馬が多数出現、今年も期待良血馬続々……