GJ > 競馬ニュース > 川田将雅の「ルメール狩り」に現実味!?  > 2ページ目
NEW

JRA宝塚記念(G1)川田将雅の「ルメール狩り」に現実味!? 大本命クロノジェネシス、北村友一→ルメールの“鞍上強化”はまさかの逆効果?

【この記事のキーワード】, ,

場所、着別度数、勝率 連対率 複勝率
芝2000m【19.14.4.45/82】23.2%、40.2%、45.1%
芝2200m【3.2.1.17/23】13.0%、21.7%、26.1%
芝2400m【11.7.3.10/31】35.5%、58.1%、67.7%

 2000mや2400mに比して2200mの成績が、極端に悪くなっているのは大きな割引材料。他の距離に比べて勝率はほぼ半減しているように、決して得意とはいえない数字となった。数字上では、少なくとも宝塚記念が行われる芝2200mの距離が、他の条件のレースほどの信頼を置けないのは確かなようだ。

 とはいえ、これはあくまで「ルメール騎手にしては」という条件でのこと。クロノジェネシスの主戦だった北村友騎手が、ルメール騎手より上の成績を残しているという訳ではない。

 ひとつ言えることがあるとすれば、両者の騎乗馬の馬質には差があるため、単純な比較はできないということ。クロノジェネシスに初騎乗のルメール騎手よりは、ここまでデビューから14戦すべての手綱を執っていた北村友騎手の方が、むしろ不安が少なかったといえそうだ。

JRA宝塚記念(G1)川田将雅の「ルメール狩り」に現実味!? 大本命クロノジェネシス、北村友一→ルメールの鞍上強化はまさかの逆効果?の画像3

 安田記念(G1)では、8番人気ダノンキングリーでルメール騎手の断然人気グランアレグリアを破る大金星を決めた川田将雅騎手。今度はレイパパレとのコンビで「ルメール狩り」の再現もあるかもしれない。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

JRA宝塚記念(G1)川田将雅の「ルメール狩り」に現実味!? 大本命クロノジェネシス、北村友一→ルメールの“鞍上強化”はまさかの逆効果?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 三浦皇成×ノースヒルズの「大物候補」がデビュー戦完勝! 出世レース快勝も「無念」の長期休養…元クラシック候補の“忘れ物”回収なるか
  7. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  10. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?