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JRA 競馬界にもいる「松坂世代」! 戸崎圭太ほか、実はあのトップジョッキーも同級生! 松坂大輔引退も現役で頑張る騎手や調教師をピックアップ!

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 続いては、松坂世代の調教師について紹介する。最初に紹介するのは、松坂世代の調教師で唯一G1を制している松下武士調教師だ。

 松下師は、松坂投手がアテネ五輪日本代表のエースとして活躍した04年、安田伊佐夫厩舎の厩務員からトレセンでの生活を始める。

 80年12月14日生まれの松下師は、松坂投手が1軍で登板なしに終わった15年に、厩舎を開業。開業から4年後の19年に、レシステンシアで阪神JF(G1)を勝利しG1初制覇を達成した。

 2人目は、武英智調教師だ。

 武英師は、北村宏騎手や高田騎手の同期で、調教師以前は騎手として活動。騎手では重賞勝利は達成できなかったが、昨年9月にメイケイエールで小倉2歳S(G3)を勝利し、現在は調教師として重賞を3勝している。

 3人目は、池添学調教師だ。

 80年9月2日生まれの池添学師は、池添謙一騎手の弟。松坂投手は西武ライオンズ(当時)の若きエースと呼ばれていたが、池添学師も名門明治大学馬術部のエース格として活躍した。

 G1勝利こそないが、毎年社台系から良血馬を預託されている。また、3月にはスプリングS(G2)を兄謙一騎手騎乗のヴィクティファルスで制するなど勢い十分。ビッグタイトルを獲るのも時間の問題だろう。

 今回紹介できなかった松坂世代の騎手や調教師はまだ多数いる。どの方も松坂投手の引退には特別な思いがあったのではないだろうか。

(文=寺沢アリマ)

<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。

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