GJ > 競馬ニュース > プロキオンS 三連単「194万円」の大波乱!
NEW

JRA三連単「194万円」の大波乱!「近3走サッパリ」の14番人気馬が立役者となったプロキオンS(G3)、G1通算7勝のアノ名馬が波乱の後押し!?

JRA三連単「194万円」の大波乱!「近3走サッパリ」の14番人気馬が立役者となったプロキオンS(G3)、G1通算7勝のアノ名馬が波乱の後押し!?の画像1

「良いスタートを切れて、揉まれないところを取って、良いペースで自分の競馬が出来ました。相手や展開によるところはありますが、湿った馬場が良さそうです」

 11日に小倉競馬場で行われたプロキオンS(G3)で2着に入ったトップウイナー(牡5歳、栗東・鈴木孝志厩舎)の鞍上・和田竜二騎手はレース後、そう振り返った。

 レースを制したのは9番人気のメイショウカズサ、そして3着には12番人気のメイショウウズマサが逃げ粘った。そして、メイショウ軍団2頭の間に割って入ったのが14番人気のトップウイナーだった。

 和田竜騎手のコメント通り、好スタートを決めたトップウイナーは道中2番手を確保。抜群の手応えで4角を回ると、早々とメイショウウズマサを捕らえ、先頭に躍り出た。最後はメイショウカズサに交わされ、2馬身半突き放されたが、三連単194万4140円という大波乱の一端を担った。

 単勝オッズ73.1倍という低評価だったトップウイナー。オッズ通り、多くのファンにとってノーマークの存在だったに違いない。それもそのはず、特に近3走は“さっぱり”だった。

「16着→競走中止→16着」という成績はトップウイナーを“消す”理由として十分だったと言っても異論はないだろう。ところが、実際はトップウイナーを“買う”要素も決して少なくなかった。

 “後出し”となってしまうが、レース後に気付いた好データが2つある。1つ目は、トップウイナーがマイナス馬体重で出走した時の「2-1-1-1」というデータ。唯一の馬券圏外が、競走中止に終わった2走前のオアシスS(L)だった。つまり、マイナス体重で完走したレースでは100%馬券に絡んでいたことになる。トップウイナーはしっかり「-6kg」でレースを迎えていた。

 2つ目は、前走から距離を短縮した時の「2-2-1-1」というデータ。これも、唯一の馬券圏外が地方・盛岡でのレースで、このときは4着だった。すなわち、中央で距離を短縮して臨んだレースでは複勝率100%をマークしていた。

 もしレース前にこれらのデータに気付いていれば、評価を少しは上げていたかもしれない。そしてもう一つ、トップウイナーを後押しした“もの”がある。

 それが鞍上を務めた和田竜騎手の好騎乗だ。

JRA三連単「194万円」の大波乱!「近3走サッパリ」の14番人気馬が立役者となったプロキオンS(G3)、G1通算7勝のアノ名馬が波乱の後押し!?のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  5. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  6. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  7. 【オークス】石川裕紀人が滑り込みでラストチャンスをゲット!?血統的に距離延長歓迎の穴候補に浮上…カワカミプリンセス、カレンブーケドールに続けるか
  8. 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
  9. 【天皇賞・春】ドゥレッツァでもタスティエーラでもない光明!? レベル疑問の4歳世代に「惑星ステイヤー候補」が登場
  10. 日本ダービー馬は運が良いだけ!? 天皇賞・春(G1)J.モレイラ「完璧騎乗」もタスティエーラ惨敗の絶望感…G1「2勝以上」上積みは2007年ウオッカが最後