
【ジャパンダートダービー(G1)展望】JRA武豊「申し訳ない」とはもう言わせない!? 牡馬勝りウェルドーンと16年ぶり制覇へ!日本ダービー(G1)“視野”で物議のリプレーザも参戦
14日(水)、大井競馬場では第23回ジャパンダートダービー(以下JDD、G1)が行われる。3歳ダート王を決める一戦には、中央と南関東からそれぞれ7頭が出走予定。混戦を勝ち切るのは果たしてどの馬になるだろうか。
まず取り上げたいのは、紅一点のウェルドーン(牝3歳、栗東・角田晃一厩舎)だ。昨年8月にデビューし、わずか1年足らずで既に11戦というタフな牝馬。6戦目で勝ち上がると、武豊騎手と初コンビを組んだ3月の1勝クラスを勝ち本格化した。
続く鳳雛S(L)は藤岡佑介騎手を背に牡馬を蹴散らし完勝すると、再び武豊騎手に乗り替わった関東オークス(G2)では見事1番人気に応え重賞タイトルを獲得した。そのレースでウェルドーンと人気を分け合ったのが浦和所属のケラススヴィア。南関牝馬三冠が懸かっていた同馬が逃げ、ウェルドーンは道中3番手の好位を追走。直線は2頭のマッチレースとなったが、最後はウェルドーンが2馬身突き放し、ケラススヴィアの牝馬三冠を阻止した。
ウェルドーンを勝利に導いた武豊騎手はレース後、「勝ててうれしいが、南関の牝馬三冠を阻止してしまって申し訳ない」とコメント。珍しく“ヒール役”を務め、苦笑いを浮かべたが、ウェルドーンには「能力は以前より強くなっていると感じた」と賛辞を送った。
今回は牡馬相手となるが、前走の勝ちっぷりから上位人気の一角を占めるのは間違いないだろう。ただし、JDDでは昨年まで牝馬の優勝は一度もない。最高着順は2004年アクイレジアの2着で、それ以降、牝馬はことごとく苦戦してきた。
武豊騎手自身はこのレースで歴代最多の3勝を誇る。ただし、最後に勝ったのは2005年のカネヒキリまでさかのぼる。500kg近い牡馬勝りの馬体を持つウェルドーンで16年ぶりの美酒を味わうことはできるか。
対抗格は兵庫CS(G2)覇者のリプレーザ(牡3歳、栗東・大根田裕之厩舎)だろう。
サウジダービー覇者のピンクカメハメハと同じリオンディーズ産駒で、デビューから芝で2戦、ダートで4戦し、通算「3-1-2-0」という安定感が持ち味。芝の2戦は1200m、ダートも1400mしか使われていなかったが、前走の兵庫CSで一気に1870mに距離延長。好位追走から逃げたゴッドセレクションを直線差し切って、距離不安をあっさり克服した。
リプレーザが議論を巻き起こしたのはレース直後。日本ダービー(G1)に出走可能な賞金を獲得したことで、陣営は大舞台への参戦も視野に入れていることが判明した。
これを聞いたファンの間で賛否が分かれ、物議を醸したが、結局数日後には陣営がそのプランを撤回。一息入れて、“ダート界のダービー”に照準を合わせてきた。
デビューから全ての手綱を取ってきた幸英明騎手とのコンビでG1制覇を狙う。
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