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C.ルメール騎手が勝ち上がらせた「豪華過ぎる」素質馬たち……今年もクラシック制覇に向けて着々と築かれる「ルメール帝国」とは

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 もちろん、ルメール騎手も身体が一つである以上、どうしてもこういった苦渋の選択は起きる。時には選択ミスを犯すかもしれないが、いずれにせよ、前提として「そういった立場」にいなければ選択できる余地すらないのは述べるまでもない。

 そういった意味で、ルメール騎手は昨年から実に見事な”種まき”を行っている。

 昨年、日本ダービーの翌週から開始された2歳新馬戦。ルメール騎手はそこから年末まで、実に69回も新馬戦に騎乗している。それも、その内1番人気に支持された馬が29頭もおり、ルメール騎手が昨年の2歳新馬で上げた勝利は22勝に上る。

 言い換えれば、「22頭の素質馬」をデビュー戦で勝利させているということだ。

 その中には現在もクラシックの有力候補に挙げられている2歳女王ソウルスターリング、ホープフルS(G2)を快勝したレイデオロ、東京スポーツ杯2歳S(G3)の3着馬ムーヴザワールド、名牝ブエナビスタの娘コロナシオン、オークス馬シンハライトの妹ミリッサ、素質馬と評判高いキセキなどが含まれており、これに新馬戦で負けたものの未勝利戦を勝ち上がらせた有力馬が加わる。

 こういった素質馬にいち早く騎乗するということは、言い方を変えれば「唾を付ける」ようなもの。レースを勝たせれば当然、関係者の心象は上がる。こうしてルメール騎手は、昨年から今年のクラシックに向けて着々と”帝国”を築き上げているのだ。

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