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2021.07.23 12:00

JRA マカヒキとワグネリアンの次走が明らかに。「いつまで走るんだ?」近走低迷のダービー馬2頭がそれでも現役生活を続ける理由とは
文=冨樫某
ワグネリアンにいたってはまだ6歳で、キャリアも15戦だ。同じキャリア15戦のクロノジェネシスが今秋、世界最高峰の凱旋門賞(G1)に出走しようとしている。また、昨年のジャパンCでコントレイルとデアリングタクトを撃破したアーモンドアイも、ちょうどキャリア15戦目だった。
同期のブラストワンピースは6月の鳴尾記念(G3)で3着に入り、復活の兆しを見せ始めている。同世代のダービー馬として、ワグネリアンにも意地を見せて欲しいところだ。
「2頭が出走するかもしれないジャパンCは1着賞金3億円で、仮に優勝できなくても9着以内に入りさえすれば、出走奨励金などを含め1000万円近い賞金を得ることができます。マカヒキとワグネリアンはともにダービー馬で東京芝2400mの適性は高く、一昨年の同レースでは3、4着に入っています。
キャリア的に見れば、まだそこまで使い減りしているとも思えず、今年も出走さえすればそれなりの着順を期待することも可能なのではないでしょうか」(競馬記者)
しばらく低迷が続いているとはいえ、世代の頂点を極めたダービー馬。ファンが心の奥底で復活を期待しているのもまた確かだろう。秋のG1戦線を盛り上げてくれるような走りを期待したいところだ。
(文=冨樫某)
<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。
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