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JRA小倉の「新馬マイスター」福永祐一が新潟でどん詰まり連発の大失態、誤算続きの新馬戦でまさかの急ブレーキ

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 レース後、SNSやネットの掲示板では一部のファンから「包まれる前に何とかしないと……」「これでは教育どころじゃない」と福永騎手の進路取りに疑問を呈す声も出た。

 この新馬戦の敗北でリズムを崩したのか、福永騎手は開幕週の新潟で行われた新馬戦に騎乗するも未勝利。好結果を残した小倉とは、一転して一急ブレーキとなった。

 不調を象徴した極めつけは、翌25日新潟6Rの2歳新馬戦である。騎乗馬は、ブルーグラス(牡2歳、栗東・高橋義忠厩舎)だ。

 こちらは今年の青葉賞(G2)を制したワンダフルタウンの半弟にあたる素質馬で、兄が新潟で芝1800mの2歳レコードを樹立していることなどが評価され、4番人気の支持を受けていた。

 しかし、スタートで後手を踏んだ結果、18頭立てのレースで13番手の後方から追走の苦しい位置取り。そして最後の直線で、インコースを選択した福永騎手は、再び行き所をなくし、満足に追えなかった結果、7着に敗れてしまった。挙句、最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金1万円の処分を受けるというオマケもついた。

 1400mながら前半3F33秒9に対し、後半3Fが36秒9と後ろの馬に有利なペース。そのため、後方にいたとしても、進路さえ確保できていればチャンスは十分にあったかもしれない。そういったこともあってか、前日に続いての残念な結果に、不満を漏らすファンも少なくなかった。

 現在、全国リーディングで3位につけている福永騎手だが、1位のルメール騎手が函館を主戦場にしており、2位の川田騎手との差を少しでも詰めるためにも、負けられない戦いが続く。連日の猛暑の影響で「夏バテ気味」かもしれないが、是非とも踏ん張って大活躍だった小倉の勢いを取り戻したいところだ。

(文=寺沢アリマ)

<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。

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