真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.08.12 19:00
JRA C.ルメールは何故「クロノジェネシス×凱旋門賞(G1)」を断念したのか。「日本馬で勝てたら引退してもいい」もレシステンシアが最後の“貢ぎ物”?
文=銀シャリ松岡
11日、今春の高松宮記念(G1)で2着したレシステンシア(牝4歳、栗東・松下武士厩舎)が、C.ルメール騎手との新コンビでセントウルS(G2)から始動することがわかった。本馬が所属するキャロットクラブの公式サイトで発表されている。
もう2着はいらない。歯痒い思いが続く陣営が導き出した答えは「最強助っ人」との再コラボだった。
2019年にデビュー3連勝で阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を制したレシステンシアだったが、そこから桜花賞、NHKマイルC、そして今春の高松宮記念とG1・2着が3度……2つ目のビッグタイトルに手が届きそうで届かずにいる。
ただ、初の1200m挑戦となった春の高松宮記念で2着に好走した意味は小さくない。それも勝ったダノンスマッシュとクビ差の接戦なら、セントウルSの内容次第でスプリンターズS(G1)の最有力候補に躍り出ることも可能だ。
「前走のヴィクトリアマイル(G1)でコンビを組んだ武豊騎手が、メイケイエールと共にスプリント路線に参戦することから、レシステンシアの鞍上が注目されていました。
主戦の北村友一騎手は落馬負傷で療養中。高松宮記念で騎乗した浜中俊騎手は、騎乗予定だった武豊騎手が負傷した際の代打でした。
そこで白羽の矢が立ったのが、NHKマイルCで騎乗したルメール騎手。4年連続リーディング獲得中の実力は語るまでもありませんし、陣営にとっても現状では最高のパートナーと言えるでしょう。これは俄然、楽しみになってきましたね」(競馬記者)
その一方で、ルメール騎手からすれば“最後のピース”が埋まった格好になるのかもしれない。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
関連記事
JRA 藤沢和雄×C.ルメールの期待馬が「未勝利」OP挑戦!? 異例の”飛び級”で、あの「ダービー馬2世」となる可能性も
JRA C.ルメール「2億9160万円」超良血馬でエフフォ―リアの悪夢を回避!? ルーラーシップやドゥラメンテを出した名牝系も……、近親の不振に漂う不安
JRA 横山武史「ルメール超え」函館リーディング獲得も痛み分け!? 2人揃ってクラシックに収穫なしの条件、対照的に大物候補をゲットした3人に武豊騎手の期待馬も?
JRAアメリカンシード「20馬身」惨敗は逃げなかったから!? 折り合い以前の“致命傷”にC.ルメールは「突然、やめる感じ……」、見せ場なし最下位にまさかの真相
JRA武豊「1番いい馬だと思った」期待の大器がついに復帰! 早過ぎるリーディング陥落に「騎乗停止」が決定打!? 札幌記念(G2)に超豪華メンバーが集結【週末GJ人気記事総まとめ】