真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.01 15:46
ミスエルテ「桜花賞直行」に疑問の声……見え隠れする超良血馬の”弱点”とは?
編集部
ミスエルテ(サンデーサラブレッドクラブ公式サイトより)この決断は英断なのか、それとも無謀なのか…。
G1競走10戦を含む、14戦無敗の成績を残した傑物・フランケルの初年度産駒として大きな注目を集めているミスエルテ(牝3歳、栗東・池江泰寿厩舎)。一部スポーツ紙が伝えたところによれば、サンデーレーシングの吉田俊介代表が「一番いい状態で桜花賞に行くために直行します」と明かしたといい、前哨戦を経ずして次走がG1の桜花賞になる見込みだ。
ミスエルテは、昨年デビューし、新馬戦、ファンタジーS(G3)で2連勝。勢いそのまま朝日FS(G1)に乗り込み、1番人気に押されるものの、サトノアレスらに破れ4着に終わっていた。
今年はどのようなローテーションを組むのかに注目が集まっていたが、まさかの「初戦G1」というプランに対しては疑問の声が上がっている。通常ならば、桜花賞を見据える馬はその1カ月前に開催されるチューリップ賞(G3)などを経て参戦するパターンが多い。これまで、ミスエルテと同様のローテーションを組んだ馬はマヤノメイビー、レッドリヴェールなど過去に数頭いたが、好走はしたものの勝利までには至っていない。
そのため、この陣営の決断には疑問の声が上がって当然だろう。まだミスエルテは敗北した朝日FSへの出走した際も、「なぜ2歳牝馬限定戦の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)ではないのか」が取り沙汰されていたこともある。出走するだけではなく、勝ち負けを争うレベルまで馬の状態を持っていくためにも、過不足なく手順を踏むことも重要だと思うのだが……。
PICK UP
Ranking
23:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- JRA朝日杯FS(G1)「不要説」再燃!? “本領発揮”ホープフルSに完敗、マル外ダービー「消滅」の二の舞か……。転機となった3年前の逆転劇
- 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
- M.デムーロ「干され疑惑」に元JRA藤田伸二氏が反論!? 「ミルコは超絶上手いよ!」悩めるイタリアン不振最大の理由は「○○」にある?
- 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在














