真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.09.03 11:00

JRA川田将雅へ「金言」も福永祐一に壮大なブーメラン!?「安易に逃げてはいけない」痛恨の“黒歴史”に刻まれた、もう1つの「選択ミス」
文=銀シャリ松岡
先週29日、新潟競馬場で行われた5Rの新馬戦はトウシンマカオ(牡2歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)が勝利。今夏、初年度産駒がデビューした新種牡馬ビッグアーサーにとっては、これが嬉しい新馬戦2勝目となった。
何故、この新種牡馬に着目したのかというと、この3日前、川田将雅騎手が『netkeiba.com』で連載中の『VOICE』が更新され、その中で、ふとビッグアーサーのことを思い出したからだ。「逃げることは『最後の手段』」というテーマで綴られた今回のコラム。詳細はぜひ、本サイトを参考にしていただきたい。
今年「逃げ」に出た際の勝率が5割を超えているにもかかわらず、川田騎手が「逃げることは最後の手段」と決めているのは、若き日に先輩の福永祐一騎手から「安易に逃げてはいけない」というアドバイスを受け、今では深く共感しているからだという。
目先の勝利に捉われず、馬の将来を考え続け、不動のトップジョッキーの座に上り詰めた川田騎手。それだけに若かりし頃に偉大な先輩から受けた「金言」は、当時の考え方を改める大きなきっかけになったそうだ。
だが、かくいう福永騎手もまた「安易な逃げ」で忘れ難い痛恨の思いをしている。
PICK UP
Ranking
11:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
関連記事
JRA福永祐一「ルメール&川田将雅」襲来で“記録”霧散……年始から34週継続も、浮き彫りになったノーザンファーム「3番手グループ」という現実
JRA【小倉2歳S(G3)展望】福永祐一スリーパーダVS松山弘平ショウナンマッハの一騎打ち! 牝系の差が重賞舞台で明暗分ける!?
JRA 脅威の「勝率75%」スーパー川田将雅の条件とは!?C.ルメール、福永祐一を遥かに凌ぐドル箱条件にダノンスコーピオンと参戦
「24年目で初めて」池添謙一も驚いた真夏の“珍事”、「おそらくない」JRAも認めた札幌記念(G2)のレアケース! 武豊や福永祐一もこだわる手綱の重要な役割
JRA福永祐一に待ち受けていた「皮肉」な結果!? ゲート互角なら勝てたと悔やむも……、1番人気ジャンダルムに騎乗した男を襲った3つの誤算