JRA「武豊→池添謙一」メイケイエールがアストンマーチャンするには「〇〇」が必須!? コロナ禍に現れた「世界平和」の象徴再び! 「格の違い」を見せつけられた元主戦は何を思う?【週末GJ人気記事総まとめ】
様々なGORAKUを心から愛する「GJ」。今週も人気だった競馬記事を、下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!
■JRA 2歳女王「最後の仔」が9馬身差レコードタイのド派手デビュー! 「いい勝ち方でした」コロナ禍に現れた「世界平和」の象徴再び
ライター「A」:先週の新馬戦で、2002年の2歳女王ピースオブワールドの仔インコントラーレ(牡2歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)が9馬身差の圧勝デビューを飾りました。
デスク「Y」:ピースオブワールドかあ、懐かしい。確か、桜花賞(G1)の前に骨折しちゃったんだよね……そこから歯車が狂っちゃった印象。
ライター「A」:その後はオークス(G1)にぶっつけ本番で出走しましたが13着に大敗。結局、そのまま1勝もできずに引退してしまいました。
デスク「Y」:競馬に「タラレバ」は禁句って言うけど、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)までは無傷の4連勝でしょ? もし順調だったら……って思っちゃうよ。
ライター「A」:翌2003年はスティルインラブが三冠制覇を成し遂げた年ですね。先日、亡くなったドゥラメンテの母アドマイヤグルーヴも同世代でした。
デスク「Y」:武豊騎手が主戦ということもあって、三冠レースで全部アドマイヤグルーヴが1番人気になるんだけど、ことごとく幸英明騎手とスティルインラブが勝つんだよね。“4冠目”のエリザベス女王杯(G1)でやっとアドマイヤグルーヴが逆転勝利を飾るんだけど、そこも含めて牝馬三冠ロードが盛り上がった年だね。なおさら、ピースオブワールドが無事健在だったらって思っちゃうよ。
ライター「A」:また違ったドラマになっていたかもしれませんね。息子のインコントラーレは、ピースオブワールドの最後の仔だそうです。
デスク「Y」:もうスティルインラブも、アドマイヤグルーヴも亡くなってるしね。ピースオブワールドにはゆっくり余生を過ごしてほしいけど、息子のインコントラーレの活躍は嬉しいだろうね。
ライター「A」:ダート1200mの勝ち時計はレコードタイ。それも良馬場だから価値があります。
デスク「Y」:父のマクフィの影響が大きいってことか。お母さんみたいに王道を歩んでほしいけど、このままダート短距離路線でも全然OK! 単純にピースオブワールドの血が残るだけでも競馬ファンにとっては嬉しいよね。
■JRA武豊「離脱濃厚」のメイケイエールはアストンマーチャンになれるのか。「こういう時は走るってユタカが」大逆転のスプリンターズS(G1)制覇へ問われる「厩舎力」と「代役騎手」
ライター「A」:先週のキーンランドC(G3)で1番人気に支持されたメイケイエールですが、残念ながら7着に敗れてしまいました。本番のスプリンターズS(G1)では池添謙一騎手に乗り替わるそうです。
デスク「Y」:課題の気性難は相変わらずだったね……ただ、記事で取り上げられてるアストンマーチャンも、前哨戦(北九州記念・G3)では1番人気に支持されて負けてるから、まだ見限れないと思う。
ライター「A」:そういう点でも、アストンマーチャンと似てると言えば似てるんですよね。結局、スプリンターズSで主戦の武豊騎手が騎乗しないわけですし。
デスク「Y」:あの時は確か、中舘英二騎手だったよね。ツインターボ師匠の主戦、逃げの名手!
ライター「A」:スプリンターズSでも外連味のない逃げが功を奏した印象です。
デスク「Y」:色々ハマったところはあると思うんだけど、アストンマーチャンの不良とはいかなくとも、メイケイエールのスプリンターズSも一雨は欲しいよね。
ライター「A」:確かに、メイケイエールは重馬場だった小倉2歳S(G3)、稍重だったチューリップ賞(G2)を勝っている重馬場巧者ですもんね。
デスク「Y」:まあ、それもあるんだけど、それより雨が降って下がぬかるんだら、馬は走るときに滑らないように足元を気にするんだよね。そっちに気が行くから、普段は気性に問題がある馬でも、意外と走ることに集中したりすることがあるんだよ。
ライター「A」:なるほど。そういえばアストンマーチャンのスプリンターズSでも、中舘騎手が「馬が落ち着いてた」と話していましたね。
デスク「Y」:そうそう。今年でいえば、レイパパレの大阪杯(G1)がそうかも。あの馬もかなり気性面に問題があるんだけど、大阪杯の時は落ち着いて走っていたからね。
ライター「A」:そうなってくると、やっぱりアストンマーチャンの時のような不良馬場がベストかもしれませんね。
デスク「Y」:まあ、大前提としてメイケイエールがその不良馬場をこなせるかっていう課題はあるけどね。ただ、一雨来た方が楽しみなのは間違いないと思うよ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
関連記事
JRA「24年目で初めて」池添謙一も驚いた真夏の“珍事”、「最後に響いた」川田将雅がC.ルメールに恨み節!? 武豊「斜行」で後輩ジョッキー落馬もお咎めなし【週末GJ人気記事総まとめ】
JRA「騎乗停止」武豊×オルフェーヴルで池添謙一の人生変わった!? 泥沼「8連敗」C.ルメールは何故「クロノジェネシス×凱旋門賞(G1)」を断念したのか【週末GJ人気記事総まとめ】
ハルウララ2世VSトウカイテイオー最後の産駒の行方!? 武豊「あの2歳馬」を改めて大絶賛! シャフリヤール「菊花賞」で競馬界最大の謎に挑戦?【週末GJ人気記事総まとめ】
JRA武豊「1番いい馬だと思った」期待の大器がついに復帰! 早過ぎるリーディング陥落に「騎乗停止」が決定打!? 札幌記念(G2)に超豪華メンバーが集結【週末GJ人気記事総まとめ】
JRA「底知れない走り」ダイワメジャー産駒・最後の大物が登場!? マカヒキとワグネリアン「いつまで走る?」かつての若手ホープが所属厩舎から「非情宣告」【週末GJ人気記事総まとめ】