ハルウララ2世VSトウカイテイオー最後の産駒の行方!? 武豊「あの2歳馬」を改めて大絶賛! シャフリヤール「菊花賞」で競馬界最大の謎に挑戦?【週末GJ人気記事総まとめ】
■トウカイテイオー最後の産駒と対戦予定だった「ハルウララ」より勝てない馬 不名誉な“日本記録”を更新し続けても走り続ける事情とは?
ライター「A」:先週5日の門別競馬は、トウカイテイオー最後の産駒キセキノテイオーが出走するということで話題を集めましたが、残念ながら跛行で出走取消になってしまいました。
デスク「Y」:たしか、これがデビュー2戦目になるはずだったんだよね? 出走取消は残念だけど、もう7歳だから無理だけはしてほしくないな。少しでも長生きして、貴重なトウカイテイオーの血を守ってほしい。
ライター「A」:その一方で、このレースで4着になったダンスセイバーは、これが通算218戦目。それもいまだ未勝利ということで、こちらも注目されていました。
デスク「Y」:ん? 今見るとダンスセイバーの前走は4着じゃないぞ。10着なんだが……。
ライター「A」:はい。5日に走って4着になった後、12日にも走って10着でした。
デスク「Y」:いやいやいや……さっき、キセキノテイオーに無理だけはしてほしくないって言ったけど、この馬にそれを言うのは無理か。
ライター「A」:12日で通算219戦になりましたが、記事によると日本記録を更新し続けているそうです。今年で10歳ですが、一部のファンからは「もう休ませてほしい」といった声もあるようですね。
デスク「Y」:たしかに、中央競馬では考えられないローテだもんなあ。ただ、昔騒がれたハルウララみたいに、こういう使われ方はダンスセイバーに限ったことじゃないし、ここまでではないにしても地方競馬の下級条件では特別珍しいというわけでもないもんね。
ライター「A」:地方競馬の馬主は、審査のハードルが高いJRAの馬主のように誰もが潤沢な資金を持っているわけではないですからね。勝てない馬は、たくさん走って少しでも維持費を稼ぐというのは、昔からあるセオリーですね。
デスク「Y」:地方競馬も暗黙の了解というか、脚元に負担がかかりにくいダート短距離のレースが多い。ただ事情は理解できるけど、当然これがベストじゃないってことは、誰もが思ってることだね。
ライター「A」:最近は馬券のインターネット発売の充実で、地方競馬全体の盛況ぶりが目立ちます。大きなレースには賞金増額の動きもあるようですし、今後も状況改善が期待されますね。
デスク「Y」:1レースごとの賞金が上がれば、それだけ出走回数が少なくなっても維持費を賄えるわけだしな。ダンスセイバーやキセキノテイオーも怪我なく無事に走ってくれることを願うばかりだね。
■JRA武豊「将来的にも楽しめる馬に出会えた」あの2歳馬を改めて大絶賛! 「乗り味もかなりのもの」エアグルーヴ以来のオークス、そして凱旋門賞へ広がる夢
ライター「A」:1日のデビュー戦を勝ち上がったロンを、鞍上の武豊騎手が改めて絶賛しています。
デスク「Y」:函館の2000mを勝った馬だよね? 函館2000mの新馬戦って記憶にないんだけど。
ライター「A」:今回が史上初だったようですね。ロンの勝ち時計2:03.9が暫定レコードになりました。武豊騎手は「将来的にも楽しめる馬に出会えた」と、かなり高い評価を与えているようです。
デスク「Y」:5頭立てだったし、まだ強いかどうかは素人にはわからないけど、このタフな条件を逃げて、上がり3ハロンも最速でしょ? 少なくとも間違いなくスタミナはありそうだね。2400mのオークス(G1)では、大きな武器になるかも。
ライター「A」:武豊騎手も「来春の狙いは当然、1600mの桜花賞よりも2400mのオークス」と考えているそうです。新種牡馬の父シルバーステートはどちらかと言えばスピード面で期待されている種牡馬ですが、こうして早い段階で産駒がスタミナ面をアピールしたことは大きいと思います。
デスク「Y」:シルバーステートは凄いね、今2歳リーディングじゃないの?
ライター「A」:はい。一流どころと比較すると出走頭数は決して多くありませんが、まずは華々しい種牡馬デビューになってます。
デスク「Y」:現役時代から絶賛してた福永祐一騎手も鼻が高いだろうね~。
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