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JRA「大差→2馬身半」単勝1.1倍エスコーラは何故“期待ハズレ”だったのか。川田将雅「今後のためにも……」大阪杯(G1)レイパパレに続く「英才教育」が本格始動

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JRA「大差→2馬身半」単勝1.1倍エスコーラは何故期待ハズレだったのか。川田将雅「今後のためにも……」大阪杯(G1)レイパパレに続く「英才教育」が本格始動の画像1

 4日、小倉競馬場で行われた8R・3歳以上1勝クラスは、単勝1.1倍の圧倒的1番人気に推されたエスコーラ(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎)が勝利。日本レコードホルダーが順調に2勝目を飾った。

 11頭立てで行われた芝1800mのレース。スタートを決めたエスコーラだったが、無理せず好位からの競馬を選択。先頭集団を見るようなポジションで折り合うと、最後の直線では川田将雅騎手が馬場の良い外へ持ち出す余裕のレースぶり。鞍上からゴーサインが出ると、あっさりと突き抜けた。

「前走の未勝利戦を大差勝ちしていただけに、期待ハズレだったファンもいたようですが、着差こそ2馬身半ながら、この日は川田騎手がかなり大事に乗った印象。それだけこの馬を意識しているということだと思いますし、最後はどこまでも伸びていきそうな末脚でした。

時計面も同じ小倉1800mで、日本レコードを叩き出した前走の1:43.8から1:47.9(稍重)と約4秒も遅くなっていますが、エスコーラの場合、このペースで折り合えたことが大きいですね。レースの結果こそ地味になりましたが、陣営は内容に満足していると思います」(競馬記者)

 記者が話す通り、初勝利を飾った前走の未勝利戦で、芝1800mの日本レコードを樹立したエスコーラ。しかし、ファンの度肝を抜いた一方、向正面から先頭に立って押し切るというやや粗削りな競馬だった。

 そういった経緯もあって、この日は「今後のためにもしっかり競馬を学ぶというのが、今日のテーマでした」と川田騎手が語る通り、「学び」が大きなテーマだった。レース後には、中内田調教師も「ジョッキーが極端な競馬ではなく、普通の競馬を教えてくれました」と満足気なコメント。遅れてきた大器が、順調な成長の跡を示した。

「前走は今週で未勝利戦が最後という時期的な問題もあって、何よりも勝利が優先される立場でした。しかし、1つ勝って迎えた今回は、言ってしまえば負けても次がある立場。今回のようなレースが、本来陣営がやりたかった競馬だと思いますね。

課題のスタートもしっかりと決めましたし、折り合い面でも確かな進境が窺えました。まだ幼さが残っていますが、陣営が焦らずとても大事に育てている印象。逆に言えば、それだけエスコーラに対する期待が大きいということでしょう。

若駒の“英才教育”に定評がある川田騎手ですし、今春に初G1でタイトルをゲットしたレイパパレのように、4歳春の大阪杯(G1)に間に合えばくらいのイメージではないでしょうか。このまま無事に成長してほしいですね」(別の記者)

 レース後、中内田調教師が「今後さらに上手に成長してくれれば」と話せば、川田騎手も「良くなるには時間がかかると思いますが、徐々にポテンシャルに体が追いついてくれば」とコメント。当面は無理せず、自己条件を1つ1つクリアしていくことになりそうだ。

(文=大村克之)

<著者プロフィール>
 稀代の逃亡者サイレンススズカに感銘を受け、競馬の世界にのめり込む。武豊騎手の逃げ馬がいれば、人気度外視で馬券購入。好きな馬は当然キタサンブラック、エイシンヒカリ、渋いところでトウケイヘイロー。週末36レース参加の皆勤賞を続けてきたが、最近は「ウマ娘」に入れ込んで失速気味の編集部所属ライター。

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