GJ > 競馬ニュース > 【共同通信杯(G3)展望】  > 2ページ目
NEW

【共同通信杯(G3)展望】武豊が惚れ込む大器エアウィンザーが「崖っぷち」の一戦!近5年で4頭の皐月賞馬を輩出する出世レースに豪華メンバーが集う

【この記事のキーワード】, ,

 四位騎手といえば、昨年12月の朝日杯フューチュリティS(G1)で久々のG1制覇を飾った。しかし、今年のクラシックをこのスワーヴリチャードで戦うため、2歳王者に導いたサトノアレスの騎乗をキャンセル。サトノアレスには戸崎圭太騎手が乗ることとなった。

 さらに現在の四位騎手にとって「最強のお手馬」と述べても過言ではなかったレッドエルディストが同日の京都記念(G2)に出走予定だったが、この馬に乗るためにそちらもキャンセル。結局レッドエルディストは屈腱炎で引退したが、仮に京都記念に出走していても四位騎手が乗ることはなかったようだ。

 ここまで3戦して、わずか1勝。だが、そのすべてで手綱を執っている四位騎手は、この馬の素質に心から惚れ込んでいるようだ。かつては歴史的名牝ウオッカとディープスカイで日本ダービー(G1)を連覇した名手の決断は、嫌が応にもスワーヴリチャードが世代屈指の大器であることを物語っている。

 そのスワーヴリチャードと東京スポーツ杯2歳Sで接戦を演じたムーヴザワールド(牡3歳、栗東・石坂正厩舎)が逆転候補の筆頭か。

 前走の東京スポーツ杯2歳Sは最後の接戦で後れを取り、クビ+ハナ差の3着。この時期に接戦で賞金を加算できなかったのは大きな痛手だが、4着以下には2馬身半以上の差をつけており。この馬が世代トップクラスの能力の持ち主であることは明らかだ。

 強いて不安要素を挙げれば「鞍上問題」か。デビュー戦から手綱を執っていたC.ルメール騎手は、このレースでタイセイスターリーに騎乗予定。本馬には戸崎騎手が騎乗するが、先述したようにすでにサトノアレスの騎乗依頼を受けており、このレース限りになる可能性が高い。

 無論、今回のパフォーマンスに大きな影響はないが、これだけの素質馬だけに早めにクラシックに挑むパートナーを確保したいところだろう。

 名手・武豊騎手が惚れ込む良血馬エアウィンザー(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)は、ここが正念場の一戦になりそうだ。

【共同通信杯(G3)展望】武豊が惚れ込む大器エアウィンザーが「崖っぷち」の一戦!近5年で4頭の皐月賞馬を輩出する出世レースに豪華メンバーが集うのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!