GJ > 競馬ニュース > 戸崎圭太 大物馬主と強力タッグを再結成!  > 2ページ目
NEW

JRA戸崎圭太の逆襲!? 紫苑S(G3)&京成杯AH(G3)で大物馬主と強力タッグを再結成!

JRA戸崎圭太の逆襲!? 紫苑S(G3)&京成杯AH(G3)で大物馬主と強力タッグを再結成!の画像2
カテドラル 競馬つらちらより

 さらに日曜日に行われる京成杯AHには、キャロットファームのカテドラルに騎乗する。今年キャロットファームはJRAで75勝しているが、戸崎騎手とのコンビでは1勝のみ。2016年には年間10勝をあげたコンビだが、シルクレーシング同様にその扱いは年々軽視されているのが現状だ。

 今年キャロットファームの馬で重賞に騎乗するのはオークス(G1)以来2度目だが、石橋脩騎手の4回などと比較してもやはり少ない。今回騎乗するカテドラルは初コンビとなるが、同馬は今年4戦して安田記念(G1)の12着以外はすべて重賞で2着という堅実派。開幕週の中山マイル戦で絶好の1枠2番を引いただけに、戸崎騎手の手綱捌きに注目が集まる。

 ここで結果を出せば、マイルCS(G1)などでも騎乗チャンスが巡ってくる可能性もあり、2018年以来のJRA芝G1レース勝利へ向けて、渾身の騎乗を見せてもらいたいものだ。

 もし秋競馬の開幕週で2日連続重賞制覇を成し遂げることができれば、そのインパクトは絶大なもの。今や関東は横山武騎手と吉田隼騎手の2強状態であるが、そこに割って入るのはやはりベテランの戸崎騎手が相応しい。逆襲の秋とするためにも、週末の重賞レースは重要な一戦となりそうだ。

(文=仙谷コウタ)

<著者プロフィール>
初競馬は父親に連れていかれた大井競馬。学生時代から東京競馬場に通い、最初に的中させた重賞はセンゴクシルバーが勝ったダイヤモンドS(G3)。卒業後は出版社のアルバイトを経て競馬雑誌の編集、編集長も歴任。その後テレビやラジオの競馬番組制作にも携わり、多くの人脈を構築する。今はフリーで活動する傍ら、雑誌時代の分析力と人脈を活かし独自の視点でレースの分析を行っている。座右の銘は「万馬券以外は元返し」。

JRA戸崎圭太の逆襲!? 紫苑S(G3)&京成杯AH(G3)で大物馬主と強力タッグを再結成!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  2. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  3. 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
  4. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  5. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  8. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. JRA 鼻血を出しながら未勝利馬が初勝利! ウオッカ、オルフェーヴルら過去の名馬も苦しんだ難病、サラブレッドに及ぼす鼻出血の影響が人間と決定的に異なる理由とは