GJ > 競馬ニュース > 開業2年目「超良血馬」だらけ厩舎?  > 2ページ目
NEW

ブエナビスタ初仔にハープスター妹も。開業2年目で「超良血馬」続々……兄が三冠ジョッキーの「サラブレッド調教師」とは

【この記事のキーワード】, ,

 さらには今年の2歳馬にもブエナビスタの初仔を始め、ダート王ヴァーミリアンの妹など数多くの超良血馬がスタンバイしているという。

 これがもしも競馬ゲームなら「イージーモード」と言いたくなるような恵まれた環境だが、それを実現している池添学調教師とは一体何者なのか……担当記者の話を聞いて、思わず「なるほど」と頷いてしまった。

「池添学調教師は父が池添兼雄調教師で、兄がオルフェーヴルの主戦だった池添謙一騎手です。明治大学の強豪馬術部でキャプテンを務め、34歳の若さで調教師試験に合格しています。下積み時代には角居厩舎に携わり、ノーザンファームでも経験を積んでいます。一言で言えば競馬界のサラブレッド。エリート中エリートです」(競馬記者)

 確かに、池添学厩舎の良血馬の大半は「社台グループ生産馬」で、他の良血マル外馬のオーナー吉田和子氏は社台ファーム創業者の妻。すでにパイプラインは相当深いようだ。

「いくら天下の社台グループでも、相手が競馬界の重鎮調教師であれば、なかなか口出しすることも躊躇われます。しかし、すでに若い頃からノーザンファームでノウハウを学んだ池添学調教師であれば、意思の疎通が図りやすい。確かに開業時から良血馬が集められていますが、社台グループとしても明確なメリットがあるということです」(同)

「日本競馬の王者」の強力バックアップがある新鋭・池添学厩舎。これは先日の忘れな草賞を勝ってオークス(G1)に出てくるロッテンマイヤーが、ジュエラーら桜花賞組の思わぬ強敵となるかもしれない。

ブエナビスタ初仔にハープスター妹も。開業2年目で「超良血馬」続々……兄が三冠ジョッキーの「サラブレッド調教師」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  3. JRA天皇賞・春(G1)エタリオウの「扱い」が鍵? 「最強コンビ」桃井はること楠原安里梨が占う平成最後の聖戦
  4. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  5. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  6. 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か
  7. JRA矢作芳人調教師「馬場のことは、いつも棟広に聞いているぐらいだから」ジャパンC(G1)にコントレイルを出走させる名伯楽も信頼!『KEIBAコンシェルジュ』棟広良隆氏【特別インタビュー】
  8. 競馬・パチスロ「勝ちまくり」の無双モード!?「キャプテン渡辺」が濃厚すぎる上半期を振り返る!!【特別インタビュー】
  9. 【NHKマイルC】父は名マイラー、母もマイルG1馬の「黄金血統」、前走惨敗で評価急落も…注意しておきたい激走候補2頭
  10. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も